2026年4月13日(月)〜 4月18日(土)

今週の相場をチャートで振り返る

VIXが17台へ一段低下し株高が継続。日経平均は週間+2.7%で100日間レンジの89%まで上昇、NYダウも+3.2%の続伸。BTCは+8.5%、ETHは+9.6%の大幅続伸。WTI原油は2週連続-13%急落で84ドル台に。USD/JPYはSMA25を下抜けドル弱含みが鮮明。一方でCAD/JPYは真のパーフェクトオーダーへ転換。



FX日足チャート 15通貨ペア 移動平均線
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 移動平均線:緑25日・水色50日・青100日・赤200日
USD/JPY(ドル円) ⚠️ SMA25を下抜け──ドル弱含み

ドル円は158.602円で週間-0.421%の小幅続落。先週159.27円台から25日線(159.146円)を下抜け、SMA25位置が「下」に転落しました。SMA50(157.555円)・SMA100(156.918円)・SMA200(153.385円)はまだ価格の下に位置しており、SMA配列は上昇パーフェクトオーダーを維持していますが、価格がSMA25を下回った点は注意が必要です。SMA25との乖離率は-0.342%と直近で最も弱い水準。週間高値は159.861円で、75日間高値の160.442円には届きませんでした。ドル安の流れが短期的に続いていると言えます。

⚠️ 注意:25日線(159.146円)を明確に下抜け。この水準を回復できないと50日線(157.555円)方向への下落リスクが高まります。一方、160円台を回復すれば再びパーフェクトオーダーに復帰。
EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・CHF/JPY 📈 4ペアとも全SMA上で堅調継続

クロス円は4ペアとも全SMAを上回る形を維持。EUR/JPY(186.557円、週間-0.094%)は週間ほぼ横ばいで推移し、75日間高値187.949円に今週の高値が並ぶ水準まで上昇する場面もありました。SMA配列は上昇パーフェクトオーダーが継続。GBP/JPY(214.374円、週間ほぼ変わらず)も全SMA上でパーフェクトオーダーを維持。AUD/JPY(113.68円、+1.058%)は堅調に続伸し、SMA200(102.964円)からの乖離率は+10.4%と全通貨ペア中最大の過熱感。CHF/JPY(202.858円、+0.496%)は全SMA上ですが、SMA25(201.181円)とSMA50(201.228円)がほぼ同水準で並ぶため、SMA配列は混在となっています。ドル安の影響でドル円が弱含む中、クロス円は底堅く円高耐性を見せた形です。

💡 チェックポイント:AUD/JPYのSMA200乖離率+10.4%は過熱水準。上昇の勢いは継続していますが、急落リスクも念頭に。EUR/JPYは75日高値187.949円の突破が次の試金石。
EUR/USD(ユーロドル) 📈 全SMA上の強い形を維持

EUR/USDは1.1767で週間+0.341%の小幅続伸。先週に続き4本のSMAすべてを上回る形を維持しています。SMA25(1.1598)・SMA50(1.1672)・SMA100(1.1699)・SMA200(1.1674)がいずれも1.15〜1.17台に並ぶ中、価格は1.1767とSMA上位を堅持。SMA25乖離率は+1.457%とほぼ先週並みで勢いは続いています。SMA配列は混在(SMA50>SMA25)のため本格的なパーフェクトオーダーには至っていませんが、75日間高値1.2085まであと約2.7%と着実に近づいています。

💡 チェックポイント:1.17台を維持できれば、次の目標は75日間高値の1.2085。SMA25(1.1598)がサポートとして意識されます。
GBP/USD(ポンドドル) 📈 全SMA上を持続──ドル安の恩恵

GBP/USDは1.3519で週間+0.426%の小幅続伸。先週の大幅反発に続き全SMAを上回る形が2週連続で続いています。SMA25(1.3356)・SMA50(1.3424)・SMA100(1.3442)・SMA200(1.3413)の1.33〜1.34台が引き続きサポートゾーンとして機能。USD/JPYのSMA25割れやUSD/CAD・USD/CHFの全SMA下と同様、ドル売り圧力がGBP/USDの上昇を支えています。SMA配列は混在ですが、チャートの形は良好です。

💡 チェックポイント:75日間高値1.3869がターゲット。1.34台の維持が上昇継続の条件です。
AUD/USD・NZD/USD(資源国通貨) 📈 AUDは全SMA上、NZDは足踏み

AUD/USD(0.717)は週間+1.516%と続伸し、SMA25(0.7007)・SMA50(0.7040)・SMA100(0.6883)・SMA200(0.6710)の全SMAを上回る強い形が続いています。SMA200乖離率は+6.854%と大きく、短期的な過熱感が出てきました。SMA配列は混在(SMA50>SMA25)ですが、勢いは維持。NZD/USD(0.5885)は週間+0.8%と小幅続伸ですが、SMA50(0.5889)を依然として上回れず足踏み。SMA25(0.5808)は上回っており、SMA100(0.5857)・SMA200(0.5846)も上回っていますが、SMA50のみ超えられない状態です。

⚠️ 注意:AUD/USDのSMA200乖離率+6.9%は過熱水準に近づいています。NZDはSMA50(0.5889)突破が回復判断の鍵。
EUR/CHF・USD/CAD・USD/CHF 📉 USD/CAD・USD/CHFが全SMA下──ドル安加速

ドル高系通貨ペアはドル安圧力が強まっています。USD/CAD(1.3692)は週間-1.039%と下落し、SMA25(1.3806)・SMA50(1.3722)・SMA100(1.3757)・SMA200(1.3818)の4本すべてを下回る「全SMA下」に転落。SMA配列は混在ですが、USD安・CAD高の流れが顕著です。USD/CHF(0.7815)も週間-0.904%と下落し、SMA25(0.7910)・SMA50(0.7829)・SMA100(0.7876)・SMA200(0.7941)すべてを下回っています。先週のSMA25・SMA50割れに続き、全SMA下への転落です。EUR/CHF(0.9195)は週間-0.581%と小幅安。SMA25(0.9173)・SMA50(0.9136)は上回っていますが、SMA100(0.9213)・SMA200(0.9269)がまだ上にあり、下降トレンドからの完全脱却はできていません。

💡 ポイント:USD/CADとUSD/CHFが同時に全SMA下に転落。ドル安基調がクロスペアにも波及していることを示しています。米ドル売りが市場全体のテーマとなっている週でした。
EUR/GBP・CAD/JPY・EUR/AUD まちまち──CAD/JPYが真のPOへ転換

EUR/GBP(0.8699)は週間-0.096%の小幅安。SMA25(0.8683)・SMA50(0.8694)は上回っていますが、SMA100(0.8703)・SMA200(0.8704)が上にあり、SMA配列は下降パーフェクトオーダーのまま。GBPの相対的な強さが続いています。CAD/JPY(115.808円)は週間+0.66%で注目すべき変化がありました。先週は終値115.049円がSMA25(115.47円)を下回っていましたが、今週は終値115.808円>SMA25(115.260円)となり、SMA配列・SMA25位置ともに上昇パーフェクトオーダーの「真のパーフェクトオーダー」に転換。SMA200(111.007円)からの乖離率は+4.325%。EUR/AUD(1.64)は週間-1.115%と下落継続で4本のSMAすべてを下回る下降パーフェクトオーダーが続いています。AUD優位の構図は変わらず。

💡 チェックポイント:CAD/JPYが真のパーフェクトオーダーへ転換。75日間高値117.196円への上昇余地があります。CAD買い・JPY売りの流れが強まっています。
グローバル市場 コモディティ チャート 直近100日
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 各銘柄の直近100営業日の値動き
📈 日経平均株価 📈 週間+2.7%続伸──100日レンジ89%の高値圏

日経平均は58,476円で週間+2.7%(+2,055円)の続伸。週間始値56,421円から週間高値59,688円まで急伸する場面があり、SMA25(54,525円)・SMA50(55,367円)を大きく上回っています。レンジ内位置は89.4%と先週の69.0%からさらに急上昇し、100日間の高値圏にあります。ただし金曜日(4月17日)は-1,042円(-1.751%)と急反落しており、高値圏での上値の重さが出てきました。月間でも+9.6%(+5,103円)と大幅上昇しており、短期的な過熱感が意識される水準です。

⚠️ 注意:レンジ内89%は買われ過ぎ圏に近づいています。金曜日の急反落が週明けも続くようであれば、50日線(55,367円)方向への調整に要注意。
📈 NYダウ平均 📈 週間+3.2%続伸──レンジ内80.5%

NYダウは49,447ドルで週間+3.195%(+1,531ドル)の続伸。先週の47,917ドルからさらに上昇し、レンジ内位置は80.5%まで回復しました。週間高値は49,718ドルで、50日線(47,941ドル)を明確に上抜けています。SMA5(48,649ドル)・SMA25(46,934ドル)いずれも下方に位置し、チャートの形は良好です。原油急落によるインフレ懸念の後退とVIXの低下がセンチメントを改善し続けています。月間では+7.4%(+3,426ドル)の大幅上昇。

💡 チェックポイント:50,000ドルの大台回復が次の目標。49,000ドル台を維持できれば上昇トレンドの継続が期待できます。
📉 米10年国債利回り 🔄 4.25%へ低下──インフレ懸念が和らぐ

米10年国債利回りは4.25%で週間-0.07ポイント(-1.645%)と低下。先週の4.32%から続落しており、原油の2週連続急落がインフレ圧力の後退として市場に受け止められています。SMA25(4.31%)を下回り、レンジ内位置は54.9%と中位。SMA5(4.28%)・SMA25(4.31%)がいずれも上方にあり、利回り低下(債券価格上昇)の方向感が出てきました。月間では-0.04ポイント(-0.818%)とほぼ横ばいです。

😌 VIX指数(恐怖指数) 📈 17台へ一段低下──安心感が広がる

VIX指数は17.48週間-9.1%(-1.75ポイント)の一段低下。先週の19.23から17台へと下がり、レンジ内位置はわずか18.7%と100日間のレンジ内でもかなり低い水準です。SMA25(23.64)・SMA50(22.50)が大きく上方にあることから、直近の急低下の大きさが際立ちます。月間では-27.3%(-6.58ポイント)と急激な低下で、3月中旬の35台から2か月で半減した計算になります。この水準は市場の安心感が高いことを示す一方、逆張り的には警戒が必要な局面とも言えます。

💡 チェックポイント:VIX17台は2月以来の低水準。この安心感が続く限り株式市場は底堅い展開が期待できます。ただし地政学的なイベントには引き続き注意が必要です。
₿ ビットコイン(BTC/JPY) 🚀 週間+8.5%──1,200万円台を突破

ビットコインは12,257,041円で週間+8.487%(+958,901円)の大幅続伸。先週の11,607,083円から1,200万円台を突破しました。SMA25(11,207,878円)・SMA50(11,121,720円)を大きく上回り、レンジ内位置は46.6%と中位まで回復。週間高値は12,275,903円で、月間では+15.3%(+1,626,856円)の大幅上昇です。SMA5(11,948,512円)も下方に位置し、短期・中期ともに上向きの形になってきました。リスクオン環境の改善を素直に反映しています。

💡 チェックポイント:1,200万円台を定着できれば次の目標は1,300万円台。SMA25(1,121万円)がサポートとして機能しています。
⟠ イーサリアム(ETH/JPY) 🚀 週間+9.6%──BTCを上回る上昇

イーサリアムは383,633円で週間+9.591%(+33,575円)とBTCを上回る大幅続伸。先週の350,079円から380,000円台まで急上昇しました。SMA25(345,227円)・SMA50(336,931円)を明確に上回り、レンジ内位置は41.6%と先週の31.5%から大幅改善。週間高値は385,057円で、月間では+20.1%(+64,230円)の大幅上昇です。BTCとともにリスクオン相場の牽引役となっています。

🛢️ WTI原油 📉 2週連続-13%──84ドル台に急落

WTI原油は84.00ドルで週間-13.016%(-12.57ドル)の急落。先週の95.63ドルから2週連続の二桁下落で、2週間で111.54ドル→95.63ドル→84.00ドルと合計-27.54ドル(-24.7%)の急落となりました。週間始値は102.00ドルで週中に78.97ドルという週間安値まで下落する場面もあり、乱高下が続いています。SMA5(92.07ドル)・SMA25(97.38ドル)がいずれも大きく上方にあり、チャートの形は悪化しています。レンジ内位置は45.0%と中位ですが、週間変動の大きさが際立ちます。

💡 ポイント:2週連続の急落で原油相場は一時的な需給調整か構造的な下落かが問われています。週間安値78.97ドルを再び試す展開になると、70ドル台への下落リスクも意識されます。インフレ圧力の後退でFRBの利下げ期待が再び高まる可能性があります。
🥇 金(Gold) 📈 4,849ドル──SMA25を突破

金は4,849.4ドルで週間+1.838%(+87.5ドル)の続伸。先週の4,771.0ドルからSMA25(4,702.29ドル)を明確に上抜けました。レンジ内位置は52.6%と先週の48.0%からさらに改善し、中間水準を超えてきました。SMA50(4,893.16ドル)が目前に迫っており、この水準の突破が来週の焦点です。週間高値は4,917.7ドルで、100日間高値5,586.2ドルからはまだ-13.2%の距離がありますが、3月の急落からの回復は着実に進んでいます。

💡 チェックポイント:SMA50(4,893ドル)突破と5,000ドルの大台回復が次のターゲット。原油急落でインフレ懸念が和らぐ中でも金が堅調なのは、ドル安と地政学リスクへの警戒が下支えになっていると見られます。
🥈 銀(Silver) 📈 週間+6.0%──80ドル台を回復

銀は80.93ドルで週間+6.035%(+4.61ドル)の大幅続伸。先週の76.03ドルから80ドルの大台を回復しました。レンジ内位置は44.8%と先週の38.1%から大幅改善。SMA25(74.64ドル)を大きく上回ってきましたが、SMA50(78.73ドル)を突破したことで中期的な回復の流れが確認できます。週間高値は83.25ドルで、100日間高値121.3ドルからはまだ-33%と大きな下落幅がありますが、底打ちからの回復が続いています。

⬜ 白金(Platinum) 📈 週間+3.2%──2,100ドル台を回復

白金は2,114.4ドルで週間+3.187%(+65.3ドル)の続伸。先週の2,055.3ドルから2,100ドルの大台を回復しました。レンジ内位置は44.9%と先週の40.8%から改善。SMA25(1,997ドル)・SMA50(2,073ドル)をともに上回り、2,000ドルを安定的に維持する形になってきました。週間高値は2,170.0ドルで、貴金属3品目(金・銀・白金)がそろって先週から続伸しているのは、金属全般への需要が回復していることを示しています。

🇨🇳 上海総合指数 / 🇮🇳 インド SENSEX 📈 両市場とも週間続伸

上海総合(4,051.43)は週間+1.636%(+65.2ポイント)の続伸。週間始値3,971.2から4,058.6の高値をつけ、SMA25(3,969.44)・SMA50(4,042.31)を上回りました。レンジ内位置は63.8%と先週から改善。インドSENSEX(78,494)は週間+2.43%(+1,862ポイント)の続伸。週間高値78,730まで上昇し、SMA25(75,545)を明確に上回っています。レンジ内位置は47.5%と先週の34.8%から大幅回復。グローバルなリスクオン相場が両市場の上昇を後押ししています。

📋 今週の全体まとめ

チャートをざっくり3グループに分けると——

🟢 上昇トレンドが続いている:EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・CHF/JPY(クロス円4ペア全SMA上)、CAD/JPY(真のPOへ転換)、EUR/USD・GBP/USD・AUD/USD(全SMA上継続)、日経平均(+2.7%)、NYダウ(+3.2%)、BTC(+8.5%)、ETH(+9.6%)、Gold(+1.8%)、Silver(+6.0%)、Platinum(+3.2%)、上海総合・インドSENSEX

🔴 下降トレンドが続いている:WTI原油(2週連続-13%急落)、EUR/AUD(下降PO継続)、EUR/GBP(下降PO継続)

🟡 方向感を探っている:USD/JPY(SMA25割れ・ドル弱含み)、USD/CAD・USD/CHF(全SMA下・ドル安)、NZD/USD(SMA50を上抜けられず)、EUR/CHF(SMA100・200が上値)、米10年国債利回り(利回り低下方向)

ひと言でまとめると、「ドル安・株高・原油安の三拍子──リスクオンが2週連続で加速」という週でした。VIXが17台まで低下し、BTCは1,200万円台を突破。原油の急落でインフレ懸念が後退し、FRBの利下げ期待が市場を支えています。来週は日経がレンジ高値圏に位置するだけに、押し目待ちか高値追いかの判断が難しい局面です。

※ 本記事は個人による相場チャートの分析まとめです。投資の推奨・助言を目的とするものではありません。投資に関する最終判断はご自身でお願いします。相場は予告なく大きく変動することがあります。余裕資金での投資を心がけましょう。
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