日経平均が100日間レンジの97.4%に到達し月間+11.9%の急騰。USD/JPYは先週のSMA25割れから一転して復帰し、ドル円・クロス円・CAD/JPYの計6ペアが真のパーフェクトオーダー。WTI原油は先週-13%から今週+13%と急反発し84→95ドルへ。貴金属3品目はGold -2.7%・Silver -7.4%・Platinum -4.9%と揃って反落。
日経平均は59,716円で週間+2.121%(+1,240円)の3週連続続伸。週間高値では60,014円まで到達し、100日間高値の60,014円にほぼ並びました。レンジ内位置は97.4%と100日間の最高値水準に達しており、3月の底値圏(48,644円)から+23%の急騰です。月間でも+11.884%(+6,343円)と大幅上昇。SMA25(55,595円)・SMA50(55,772円)を大きく上回っており、過熱感は否定できませんが、上昇モメンタムは維持されています。金曜(4/24)は+576円(+0.974%)の陽線で引けています。
NYダウは49,231ドルで週間-0.438%(-217ドル)と小幅続落。先週の49,447ドルから若干押し、2週連続+3%の上昇の後、高値圏での足踏みです。レンジ内位置は76.5%で、SMA25(47,489ドル)・SMA50(47,884ドル)はともに下方にあり、チャートの形は崩れていません。50,000ドルの大台が心理的な壁として意識されており、週間高値は49,849ドルで届きませんでした。月間では+7.116%(+3,271ドル)と好調を維持。
米10年国債利回りは4.31%で週間+0.06ポイント(+1.507%)と小幅上昇。先週の4.25%から反発し、WTI原油の13%急反発がインフレ期待を一部復活させた影響が見られます。レンジ内位置は67.0%と先週の54.9%から上昇。SMA25(4.32%)にほぼ並ぶ水準で、利回りの方向感はまだ定まっていません。月間では-0.11ポイント(-2.4%)と低下基調は変わらず。
VIX指数は18.71で週間+7.037%(+1.23ポイント)と小幅反発。先週の17.48から上昇しましたが、依然として20を下回っており安心ゾーンは維持されています。週間では19.58でスタートし最高値21.56まで上昇する場面もありましたが、週末にかけて落ち着きました。レンジ内位置24.3%で、SMA25(22.56)・SMA50(22.51)が大きく上方にあり、直近の急低下幅の大きさを示しています。月間では-31.815%(-8.73ポイント)と3月の35台から大幅低下した状態は変わりません。
ビットコインは12,383,704円で週間+5.347%(+628,595円)の3週連続続伸。先週の12,257,041円からさらに上昇し、1,200万円台を安定的に維持しています。週間高値は12,673,308円で、SMA25(11,579,496円)・SMA50(11,324,296円)を大きく上回りました。レンジ内位置は49.7%と先週の46.6%から改善し、ほぼ100日間レンジの中間まで回復。月間では+15.27%(+1,640,504円)の大幅上昇。4週連続の上昇で3月の落ち込みから本格回復の様相です。
イーサリアムは369,656円で週間+2.543%(+9,168円)の続伸。先週の383,633円から月曜360,032円に下落した後、週末にかけて369,656円まで回復しました。SMA25(357,124円)・SMA50(344,736円)を上回っており、チャートの形は維持。レンジ内位置36.4%で先週の41.6%から若干低下しましたが、BTCとともに底打ちからの回復フェーズが続いています。月間+12.105%と好調。
WTI原油は94.88ドルで週間+13.154%(+11.03ドル)の急反発。2週連続急落(111→95→84ドル)の後、今週は一転して大幅反発となりました。週間高値は98.39ドルと100ドルに迫る場面もあり、乱高下が続いています。SMA5(93.09ドル)・SMA25(96.76ドル)がいずれも近い水準にあり、SMA25(96.76ドル)がすぐ上方の抵抗線として意識されます。レンジ内位置61.9%と先週の45.0%から大幅改善。月間では+0.423%とほぼ横ばいに戻りました。
金は4,725.4ドルで週間-2.722%(-132.2ドル)の反落。先週4,849.4ドルで先週上回ったSMA25(4,667.81ドル)はまだ上方に位置しています。レンジ内位置は42.0%と先週の52.6%から大幅低下。SMA50(4,867.91ドル)は価格の上にあり、3月の急落(最高値5,586ドルから)からの本格回復にはまだ時間がかかりそうです。原油の急反発でインフレ懸念が若干戻り、金の需要が低下したことが背景とみられます。週間安値は4,672.2ドルで、SMA25(4,667.81ドル)に迫る場面もありました。
銀は75.68ドルで週間-7.405%(-6.05ドル)の急落。先週80.93ドルで80ドル台を回復していたのが一気に後退し、75ドル台まで下落。レンジ内位置30.0%と先週の44.8%から急低下。SMA25(74.53ドル)はわずかに上回っていますが、SMA50(78.46ドル)がまだ上方にあります。週間安値は73.85ドルまで下落する場面があり、ボラティリティが高い状態が続いています。原油急反発と株式市場の利確が貴金属全体の売り圧力になったと見られます。
白金は2,021.0ドルで週間-4.872%(-103.5ドル)の反落。先週2,114.4ドルで2,100ドル台を回復していましたが、今週は2,000ドル台まで後退。週間安値は1,968.3ドルで一時2,000ドルを下回る場面もありました。レンジ内位置31.3%と先週の44.9%から急低下。貴金属3品目(金・銀・白金)がそろって週間マイナスとなるのは今後の警戒材料です。SMA25(1,995.94ドル)に接近しており、このラインを割り込むと底打ちの確認からやり直しになります。
上海総合(4,079.9)は週間+0.703%(+28.47ポイント)の小幅続伸。週間高値4,114.84まで上昇し、SMA25(3,975.32)を大きく上回っています。レンジ内位置70.9%と高水準を維持しており、先進国市場と同様に底堅い推移。月間+4.906%と好調です。一方インドSENSEX(76,664)は週間-2.331%(-1,829ポイント)の反落。先週78,633ドルからの下落で、週間安値は76,404まで押しました。レンジ内位置35.0%と先週の47.5%から低下。SMA25(75,923)が下値サポートとして注目されます。
チャートをざっくり3グループに分けると——
🟢 上昇トレンドが続いている:USD/JPY(SMA25回復・真のPO復帰)、EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・CHF/JPY(クロス円4ペア全て真のPO)、CAD/JPY(真のPO継続)、EUR/USD・GBP/USD・AUD/USD・NZD/USD(全SMA上継続)、日経平均(月間+11.9%)、BTC(+5.3%・3週連続)、ETH(+2.5%)、WTI原油(+13%急反発)、上海総合
🔴 下降・調整中:Gold(-2.7%)、Silver(-7.4%)、Platinum(-4.9%)──貴金属3品目そろって反落、インドSENSEX(-2.3%)、EUR/GBP(全SMA下)
🟡 方向感を探っている:USD/CAD・USD/CHF(ドル安継続・全SMA下またはほぼ下)、EUR/CHF(SMA25と同水準で膠着)、NYダウ(50,000ドルの壁)、VIX(17台→18台、小幅反発)、米10年国債利回り(原油反発でやや上昇)
ひと言でまとめると、「日経97%・ドル円真のPO復帰・原油急反発──株高は継続するも波乱の種も散在」という週でした。日経平均が100日高値圏に達し、ドル円も上昇パーフェクトオーダーが完全復活。一方で原油の乱高下(-13%→+13%)とVIXの小幅反発は不確実性の残存を示唆しています。来週は日経60,000円の大台維持と米経済指標(GDP・PCE)が焦点です。
ドル円は159.359円で週間+0.477%と反発。先週158.602円でSMA25(159.146円)を割り込んでいた状態から、今週は159.359円へ戻りSMA25(159.207円)を再び上回りました。SMA50(158.012円)・SMA100(157.088円)・SMA200(153.688円)もすべて価格の下に位置し、SMA配列は上昇パーフェクトオーダーを維持。4本のSMAすべてを上回る「真のパーフェクトオーダー」への復帰です。SMA25との乖離率は+0.095%とほぼ密着しており、25日線がすぐ下のサポートとして意識されます。週間高値は159.842円で75日間高値160.442円まであと0.4%。
クロス円4ペアがそろって真のパーフェクトオーダーに。今週の注目はCHF/JPY(202.962円、週間+0.051%)で、SMA25(201.569円)とSMA50(201.495円)の順序がようやく正常化し、SMA配列が混在から上昇パーフェクトオーダーに転換。4本すべてのSMAを上回る真のPOに仲間入りしました。EUR/JPY(186.775円、+0.117%)は75日間高値187.949円に接近。GBP/JPY(215.654円、+0.597%)は週間高値215.776円まで上昇し75日間高値215.903円まであとわずか。AUD/JPY(113.922円、+0.213%)はSMA200(103.401円)からの乖離率が+10.175%と依然として高水準。USD/JPYを含めると円絡み5ペアすべてが真のPOという強い円安の構図が続いています。
EUR/USDは1.1725で週間-0.363%の小幅下落。先週の1.1767から若干の押しが入りましたが、4本のSMAすべてを上回る形は継続しています。SMA25(1.1647)・SMA50(1.1659)・SMA100(1.1706)・SMA200(1.1676)のすべてが価格の下に位置し、SMA25乖離率は+0.671%。SMA配列は混在(SMA100 1.1706>SMA50 1.1659 という配列)ですが、チャートの形は良好です。75日間高値1.2085まであと約3%の水準を維持しています。
GBP/USDは1.3533で週間+0.098%とほぼ横ばい。3週連続で全SMAを上回る安定した形が続いています。SMA25(1.3394)・SMA50(1.3412)・SMA100(1.3456)・SMA200(1.3413)が1.33〜1.34台でサポートとして機能しており、SMA25乖離率は+1.036%。75日間高値1.3869まであと約2.5%の位置にあります。ドル安継続が下支えとなっており、週間高値は1.3544まで上昇しました。
AUD/USD(0.7149)は週間-0.285%の小幅安。4本のSMAすべてを上回る形は維持しており、SMA200(0.6725)からの乖離率は+6.313%。SMA配列は混在(SMA50 0.7047>SMA25 0.7026)ですが、価格はSMAを大きく上回ったまま。NZD/USD(0.5881)が今週の注目ポイントで、先週まで超えられなかったSMA50(0.5874)を今週は上回りました。SMA25(0.5819)・SMA50(0.5874)・SMA100(0.5866)・SMA200(0.5844)の4本すべてを上回る全SMA上に復帰しています。
USD/CAD(1.3667)は週間-0.186%と下落継続。SMA25(1.380)・SMA50(1.3731)・SMA100(1.3741)・SMA200(1.3817)の4本すべてを下回る全SMA下が続いており、ドル安・CAD高の流れは変わっていません。USD/CHF(0.7846)は週間+0.389%と小幅反発。先週は全SMA下でしたが、今週はSMA50(0.7841)を上回りました。SMA25(0.7897)・SMA100(0.7866)・SMA200(0.7937)はまだ上方にあり、完全な回復には至っていません。EUR/CHF(0.9197)はSMA25(0.9196)とほぼ同水準で膠着状態。SMA25乖離率はわずか+0.008%で、上抜けか下抜けかの分岐点にあります。
EUR/GBP(0.8658)は週間-0.470%と下落。SMA25(0.8694)・SMA50(0.8692)・SMA100(0.8699)・SMA200(0.8704)の4本すべてを下回りました。先週は下降パーフェクトオーダーでしたが、SMA25とSMA50の差が縮まりSMA配列は混在に変化。GBPの相対的強さは継続しています。CAD/JPY(116.573円、+0.661%)は真のパーフェクトオーダーが2週連続で継続。SMA25(115.371円)・SMA50(115.072円)・SMA100(114.312円)・SMA200(111.232円)すべてを上回り、75日間高値117.196円まであとわずか0.6%の位置まで迫っています。EUR/AUD(1.6387)は4本のSMAすべてを下回る形が続いており、AUD優位の構図は変わらず。SMA配列は先週の下降POから混在に移行しました。