ニュージーランドドル(NZD)が前週首位(+0.5802)から最弱8位(-0.8014)へ-7ランクの再暴落。NZDはこの4週間で「首位(+2.0274)→最弱(-2.2104)→首位(+0.5802)→最弱(-0.8014)」と、首位と最弱を一週おきに交互に往復するという前代未聞の振り子を演じています。変化率の上位はX/NZD系が独占し「全方位型NZD安」が再来。一方、米ドル(USD)が5位から首位(+1.0553)へ+4ランク急浮上し、USD/XX全7ペアが上昇する「全方位型USD高」を実現、USD/JPYは161.28円まで上昇しました。豪ドル(AUD)も6位から2位へ+4ランク浮上しオセアニア内でNZDと明暗を分ける一方、前週2位の英ポンド(GBP)は7位へ-5ランク急落しました。
| 順位 | 通貨 | 強弱指数 | 前週 | 可視化 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 🇺🇸 USD | +1.0553 | 5位 ⬆ | |
| 2 | 🇦🇺 AUD | +0.4933 | 6位 ⬆ | |
| 3 | 🇯🇵 JPY | +0.2877 | 4位 → | |
| 4 | 🇪🇺 EUR | +0.0622 | 3位 → | |
| 5 | 🇨🇦 CAD | -0.3080 | 8位 ⬆ | |
| 6 | 🇨🇭 CHF | -0.3362 | 7位 → | |
| 7 | 🇬🇧 GBP | -0.4530 | 2位 ⬇ | |
| 8 | 🇳🇿 NZD | -0.8014 | 1位 ⬇ |
| 順位 | ペア | 変化率 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 1 | USD/NZD | +1.628% | USD首位 / NZD最弱 |
| 2 | USD/GBP | +1.280% | USD首位 / GBP急落 |
| 3 | USD/CHF | +1.235% | USD首位 / CHF弱 |
| 4 | USD/CAD | +1.224% | USD首位 / CAD弱 |
| 5 | AUD/NZD | +1.161% | AUD急浮上 / NZD最弱 |
| 順位 | ペア | 変化率 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 最下位 | GBP/AUD | -0.847% | GBP急落 / AUD急浮上 |
| -2 | GBP/JPY | -0.642% | GBP急落 / JPY堅調 |
| -3 | EUR/AUD | -0.386% | AUD優位 / EUR劣後 |
前週首位(+0.5802)だったNZDが、今週は最弱8位(-0.8014)へ-7ランクの再暴落。注目すべきはこの4週間の推移で、NZDは「首位(+2.0274、5/29)→最弱(-2.2104、6/5)→首位(+0.5802、6/12)→最弱(-0.8014、6/19)」と、首位と最弱を一週おきに交互に往復しています。これは当サイトの記録上でも前代未聞のパターンです。変化率ではUSD/NZD(+1.628%)、AUD/NZD(+1.161%)、JPY/NZD(+0.963%)などX/NZD全7ペアが上昇し、「完璧な全方位型NZD安」が再来しました。RBNZ(NZ準備銀行)の政策スタンスへの市場の解釈が定まらず、毎週逆方向に振れ続けています。
USDが前週5位(-0.1751)から首位(+1.0553)へ+4ランク急浮上。USD/NZD(+1.628%)、USD/GBP(+1.280%)、USD/CHF(+1.235%)、USD/CAD(+1.224%)、USD/EUR(+0.856%)、USD/JPY(+0.670%)、USD/AUD(+0.493%)と、USD/XX全7ペアが上昇する「全方位型USD高」を実現しました。USD/JPYは160.21円から161.28円へ上昇し、160円台後半まで円安が進行。FRBの利下げ後退観測の継続と、地政学リスクを背景とした基軸通貨ドルへの資金集中が、ドル全面高を支えています。
AUDが前週6位(-0.1801)から2位(+0.4933)へ+4ランク浮上。AUD/NZD(+1.161%、今週5位の上昇率)でNZDに大幅優位を示し、オセアニア通貨内で「AUD>>NZD」の明暗がくっきり分かれました。GBP/AUD(-0.847%、今週最大の下落率)、EUR/AUD(-0.386%)でポンド・ユーロにも優位を確立。一方でUSD/AUD(+0.493%)でドルには劣後しました。前週まで「NZDの独走に連動」していたAUDが、今週はNZDの暴落から切り離されて独自に上昇した点が特徴的で、資源国通貨内での選別が進んでいます。
前週5位(-0.1751)から首位(+1.0553)へ+4ランク急浮上。USD/NZD(+1.628%、今週全28ペア中最大の上昇率)を筆頭に、USD/GBP(+1.280%)、USD/CHF(+1.235%)、USD/CAD(+1.224%)、USD/EUR(+0.856%)、USD/JPY(+0.670%)、USD/AUD(+0.493%)と、USD/XX全7ペアが上昇する「全方位型USD高」を実現しました。FRBの利下げ後退観測と、地政学リスクを背景とした基軸通貨への資金集中がドル買いを支えています。USD/JPYは161.28円まで上昇し、160円台後半まで円安が進行しました。
前週6位(-0.1801)から2位(+0.4933)へ+4ランク浮上。AUD/NZD(+1.161%、今週5位の上昇率)でNZDに大幅優位、AUD/CHF(+0.688%)、AUD/CAD(+0.673%)でスイスフラン・カナダドルにも優位を示しました。GBP/AUD(-0.847%、今週最大の下落率)、EUR/AUD(-0.386%)でポンド・ユーロにも勝利。一方でUSD/AUD(+0.493%)でドルに、JPY/AUD(-0.192%)で円にはわずかに劣後しました。前週までNZDと連動していたAUDが、今週はNZDの暴落から独立して上昇しており、資源国通貨内での選別物色が進んでいます。
前週4位(-0.1089)から3位(+0.2877)へ1ランク上昇し、プラス圏へ復帰。JPY/NZD(+0.963%)、JPY/CAD(+0.573%)、JPY/CHF(+0.503%)と上昇し、GBP/JPY(-0.642%、今週下から2番目)、EUR/JPY(-0.195%)でポンド・ユーロに対しても優位を示しました。唯一USD/JPY(+0.670%)でドルに劣後し161.28円まで円安が進みましたが、「対ドル以外には円高」という構図。NZD・GBPといった弱い通貨に対して円が買われ、安全通貨としての相対的な底堅さを維持しています。
前週3位(+0.3060)から4位(+0.0622)へ1ランク下落しましたが、かろうじてプラス圏を維持。EUR/NZD(+0.804%)、EUR/CHF(+0.373%)、EUR/CAD(+0.266%)で上昇しましたが、USD/EUR(+0.856%)でドルに、EUR/GBP(+0.430%)はユーロ優位、EUR/AUD(-0.386%)でAUDに、EUR/JPY(-0.195%)で円に劣後と、強い通貨には負ける中位ポジション。「NZD・GBP・CHF・CADには勝つが、USD・AUD・JPYには負ける」という、序列の中間に位置しています。
前週最弱8位(-0.5721)から5位(-0.3080)へ+3ランク回復。前週「原油急落で全方位型CAD安」だった状況から、今週は最弱を脱却しました。CAD/NZD(+0.368%)でNZDに優位、CAD/CHF(+0.025%)でスイスフランと均衡。一方USD/CAD(+1.224%、今週4位の上昇率)でドルに、AUD/CAD(+0.673%)でAUDに、JPY/CAD(+0.573%)で円に劣後と、上位通貨には依然負けています。原油(WTI)の下げ止まりがCADの底打ちを支えましたが、本格反発には至っていません。
前週7位(-0.2882)から6位(-0.3362)へ1ランク上昇しましたが、指数はわずかに悪化しマイナス圏の下位にとどまりました。CHF/NZD(+0.386%)でNZDに優位を保ったものの、USD/CHF(+1.235%、今週3位の上昇率)でドルに、AUD/CHF(+0.688%)でAUDに、EUR/CHF(+0.373%)でユーロに、JPY/CHF(+0.503%)で円に劣後と、上位5通貨すべてに敗北。リスクオン継続で安全通貨需要が後退し、CHFは下位に低迷しています。本来連動しやすい円(3位)との乖離が続いている点が特徴的です。
前週2位(+0.4382)から7位(-0.4530)へ-5ランクの急落、プラス圏からマイナス圏へ転落しました。USD/GBP(+1.280%、今週2位の上昇率)でドルに大敗したのを筆頭に、GBP/AUD(-0.847%、今週最大の下落率)、GBP/JPY(-0.642%、下から2番目)でAUD・円に大幅劣後。EUR/GBP(+0.430%)でユーロにも敗北しました。一方でGBP/NZD(+0.301%)でNZDに、GBP/CHF(-0.084%)でスイスフランとほぼ均衡し、最弱は免れています。BOEの政策スタンスを巡る楽観の巻き戻しと、ドル全面高の裏返しでポンドが売られました。
前週首位(+0.5802)から最弱8位(-0.8014)へ-7ランクの再暴落。NZDはこの4週間で「首位→最弱→首位→最弱」と、首位と最弱を一週おきに交互に往復しています。USD/NZD(+1.628%、今週全28ペア中最大の上昇率)、AUD/NZD(+1.161%)、JPY/NZD(+0.963%)、EUR/NZD(+0.804%)、CHF/NZD(+0.386%)、CAD/NZD(+0.368%)、GBP/NZD(+0.301%)と、X/NZD全7ペアが上昇する「完璧な全方位型NZD安」。NZDは8通貨すべてに対して下落しました。RBNZの政策スタンスへの市場の解釈が毎週揺れ動き、規則的とも言える往復運動が続いています。
USD(1位+1.0553)とJPY(3位+0.2877)が揃って上位に並びました。USD/JPY(+0.670%)でドルが円に優位を保ち161円台まで上昇したものの、両通貨ともNZD・GBP・CHFといった弱い通貨に対しては優位(JPY/NZD +0.963%、USD/NZD +1.628%)。地政学リスクの燻りと、リスク資産の上値の重さを背景に、基軸通貨ドルと安全通貨円に底堅い需要が集まりました。ただしスイスフラン(6位)は安全通貨グループから脱落しており、需要はドルと円に集中しています。
AUD(2位+0.4933)とNZD(8位-0.8014)が、オセアニア通貨でありながら最上位と最下位に完全に分かれました。AUD/NZD(+1.161%)が今週5位の上昇率を記録し、両通貨の指数差は1.29ポイントに拡大。前週まで「NZDの動きにAUDが連動」していた構図が、今週は完全に切り離されました。鉄鉱石価格の堅調(AUD)とRBNZの政策不透明感(NZD)という個別要因の差が、オセアニア内の明暗を分けています。
欧州3通貨が「EUR(4位+0.0622)・CHF(6位-0.3362)・GBP(7位-0.4530)」と中位〜下位に並びました。EURが唯一プラス圏を維持し、欧州通貨内では最強。EUR/GBP(+0.430%)でユーロがポンドに優位、EUR/CHF(+0.373%)でユーロがスイスフランに優位と、「欧州内序列:EUR>>CHF>GBP」が明確化しました。前週「GBP2位・EUR3位」だった構図から、今週はGBPが急落してEURが欧州最強に入れ替わっています。ドル全面高の裏返しで、欧州通貨が総じて軟調となりました。