ゴールデンウィーク明けの日本市場が爆発的上昇──日経平均は週間+3.6%(+2,176円)の急騰で63,091円の100日間新高値を更新、月間+17.4%という歴史的上昇となりました。AUD/USD(0.7249)・AUD/JPY(113.486円)が2週連続で真のパーフェクトオーダーを維持し、AUD独り勝ちが続行。WTI原油は107ドルから95ドルへ-6.4%急落する一方、貴金属3品目(Gold +2.0%・Silver +5.9%・Platinum +2.5%)はそろって反発と立場が入れ替わり。USD/JPYは156.621円とSMA25/50/100の3本割れ状態が継続。上海総合は4,179.95でレンジ内95.7%の最高値圏に到達。
日経平均は62,714円で週間+3.595%(+2,176円)の歴史的急騰。ゴールデンウィーク明けの5/6(水)から取引再開し、週間始値60,532円から一気に上昇、週間高値63,091円と100日間新高値を更新しました。終値62,714円は週末に小幅反落(金曜-120円)したものの、月間では+17.411%(+9,300円)という驚異的な上昇率となっています。レンジ内位置は97.4%で、3月の100日間安値48,644円からの上昇率は実に+28.9%。SMA25(57,531円)・SMA50(56,216円)を大きく上回り、SMA25からの乖離率は+9%超という過熱水準です。
NYダウは49,609ドルで週間+0.222%(+110ドル)の小幅続伸。週間高値では50,130ドルと心理的節目の50,000ドルを突破する場面がありました。SMA25(48,833ドル)・SMA50(47,875ドル)を上回り続けており、レンジ内位置は83.4%と先週から改善。100日間高値50,513ドルまであと約1.8%です。月間では+3.532%(+1,693ドル)と引き続き堅調です。週間始値49,417ドルから50,130ドルまで上昇後、49,609ドルで引けています。
米10年国債利回りは4.36%で週間-0.32%(-0.01ポイント)と小幅低下。週内では一時4.46%まで上昇する場面もありましたが、週末には4.36%に押し戻されました。レンジ内位置は77.3%と先週の79.9%から低下し、利回り上昇基調が一服した形です。SMA25(4.39%)・SMA50(4.33%)の間に位置しており、方向感は中立的。月間では+0.05ポイント(+1.089%)と緩やかな上昇を維持しています。
VIX指数は17.19で週間+1.177%(+0.20ポイント)と微増。先週の16.99から17台に小幅戻しました。週中には週間高値19.08まで上昇する場面があり、ゴールデンウィーク中の海外動向からの警戒感が一時的に高まったとみられます。ただし週末には17.19まで戻し、依然として20を下回る安心ゾーンを維持しています。レンジ内位置は17.4%と低水準を継続。月間では-10.608%(-2.04ポイント)と低下傾向は変わりません。週間安値16.18は先週の安値16.44を下回る場面もあり、ボラティリティの低下基調は続いています。
ビットコインは12,568,476円で週間+0.145%(+18,225円)とほぼ横ばいながら、レンジ内位置は87.5%と先週の59.5%から大幅に上昇しました。これは週間高値が12,910,090円と1,290万円台まで上昇したためで、100日間高値13,019,768円まであと0.4%まで迫りました。SMA25(12,305,362円)・SMA50(11,694,128円)を大きく上回り、上昇基調が強まっています。月間では+6.919%(+813,367円)の堅調続伸。週間値幅は1,242万円〜1,291万円の約4%でした。
イーサリアムは362,410円で週間-1.757%(-6,482円)の続落。先週の367,036円(週間始値)から下落し、36万円台で推移しています。週間高値は378,267円まで上昇する場面もありましたが、その後失速し362,000円台で着地。SMA25(368,063円)が価格の上方にあり、SMA50(353,970円)は下方の位置です。レンジ内位置は55.8%と先週の44.3%から改善しました。月間では+0.533%(+1,922円)とほぼ横ばい。BTCが堅調なのに対しETHは劣後する展開で、相対パフォーマンスの差が広がっています。
WTI原油は95.42ドルで週間-6.396%(-6.52ドル)の急落。先週101.94ドルから一時107.46ドル(週間高値)まで上昇するも、その後一気に下落して週間安値88.66ドルまで落ち込み、95.42ドルで引けました。値幅は18.80ドル(約20%)と非常に大きい乱高下が続いています。SMA25(97.74ドル)を割れ、SMA50(94.48ドル)の上に位置する形です。レンジ内位置は62.7%と先週の72.8%から低下。月間では-1.191%(-1.15ドル)とほぼ横ばいに戻りました。
金は4,720.4ドルで週間+1.955%(+90.5ドル)と反発。先週の-2.0%から一転して上昇基調に戻りました。週間始値4,581.2ドルからスタートし、週間高値4,736.2ドルまで上昇後、4,720.4ドルで引けています。SMA25(4,701.08ドル)にほぼ並ぶ水準まで戻しており、SMA25回復が目前です。SMA50(4,780.65ドル)は依然として上方にあります。レンジ内位置は41.7%と先週の35.6%から改善。月間ではまだ-0.872%(-41.5ドル)とマイナス圏ですが、週次の反発は明確です。
銀は80.39ドルで週間+5.851%(+4.44ドル)の大幅反発。先週75.95ドルからの上昇で80ドル台に復帰し、週間高値は82.18ドルまで上昇する場面もありました。SMA25(76.22ドル)・SMA50(77.20ドル)の両方を上回る位置に戻り、回復が明確です。レンジ内位置は32.1%と先週の28.9%から改善。月間では+5.334%(+4.07ドル)と週次の上昇分がそのままプラスに反映されています。貴金属3品目の中で最も力強い反発を見せました。
白金は2,047.2ドルで週間+2.534%(+50.6ドル)の反発。先週1,996.6ドルから2,000ドル台に復帰し、週間高値は2,068.2ドルまで上昇する場面もありました。SMA25(2,024.10ドル)を上回り、SMA50(2,038.53ドル)にもわずかに上回る形です。レンジ内位置は22.8%と低水準ながら、先週の29.3%からの改善ではありませんが、週間始値1,946.9ドルからの上昇では明確に底打ちが見られます。月間では-0.093%(-1.9ドル)とほぼ横ばいに戻りました。
上海総合(4,179.95)は週間+2.484%(+101.32ポイント)の急騰。週間高値4,183.06と100日間高値4,197.23まであと0.3%まで迫り、レンジ内位置は95.7%と最高値圏に到達しました。SMA25(4,039.13)・SMA50(4,045.29)を大きく上回り、月間では+7.449%(+289.79ポイント)と日経平均と並ぶアジアの強さを見せています。インドSENSEX(77,328)は週間+0.539%(+415ポイント)と先週の-1%から反発。週間高値78,385まで上昇後、77,328で引けました。SMA25(77,001)・SMA50(77,306)の付近で動いており、レンジ内位置は40.3%。月間では-0.303%(-235ポイント)とほぼ横ばいです。
チャートをざっくり3グループに分けると——
🟢 上昇トレンドが続いている:日経平均(週間+3.6%・月間+17.4%・100日新高値63,091円)、上海総合(+2.5%・レンジ内95.7%最高値圏)、NYダウ(50,000ドル突破)、AUD/USD(2週連続真のPO・75日高値0.7280再到達)、AUD/JPY(2週連続真のPO)、EUR/USD(1.18台)・GBP/USD(1.36台)・NZD/USD(+1.17%)、BTC(レンジ内87.5%)、Gold(+2.0%反発)、Silver(+5.9%大幅反発)、Platinum(+2.5%反発)、EUR/JPY・CHF/JPY(SMA100回復)
🔴 下降・調整中:USD/JPY(156円台・SMA3本割れ2週連続)、CAD/JPY(-0.92%・SMA3本割れに転落)、WTI原油(-6.4%・95ドル台へ急落)、ETH(-1.76%)、EUR/AUD(下降パーフェクトオーダー)、USD/CHF(-0.71%)、EUR/CHF(-0.14%)
🟡 方向感を探っている:米10年国債利回り(4.36%・上昇基調一服)、VIX(17台復帰)、USD/CAD(CAD全方位安で反発もドル安基調変わらず)、EUR/GBP、GBP/JPY(SMA25のみ下方)
ひと言でまとめると、「日経+17%の歴史的急騰・上海95%最高値圏──AUD独り勝ち2週連続、原油急落と貴金属反発の入れ替わり、ドル円156円台の3本割れ続く」という週でした。アジア株(日本・中国)の歴史的な強さがリスクオン環境を象徴していますが、日経のSMA25乖離+9%・レンジ内97%という過熱水準には注意が必要です。AUDの2週連続真のPO、銀の+5.9%急反発、原油の-6.4%急落と、コモディティと通貨の両面で大きな入れ替わりが起きた1週間でした。
ドル円は156.621円で週間-0.267%(-0.419円)と続落。週間高値は157.93円までSMA100(157.344円)にギリギリ届くまで戻したものの、跳ね返されて週間安値154.992円まで下押しする場面もありました。終値はSMA25(158.749円)・SMA50(158.704円)・SMA100(157.344円)の3本すべてを下回っており、SMA200(154.207円)のみが価格の下方に位置する構造が2週連続で続いています。SMA配列は依然として上昇パーフェクトオーダーを維持していますが、4本のうち3本のSMAを下抜けたままという「上昇POの形骸化」状態。SMA100との乖離率は-0.459%で約0.72円の差、まだ100日線の直下に位置しています。
先週後退したクロス円が今週はそろって反発しました。AUD/JPY(113.486円、週間+0.377%)は2週連続で真のパーフェクトオーダーを維持。SMA200からの乖離率は+8.857%と引き続き高水準で、AUDの独り勝ちが継続しています。EUR/JPY(184.622円、+0.298%)はSMA100(184.201円)を回復し、SMA配列が上昇POを維持しつつSMA100・SMA200が価格の下方に位置する形に改善。CHF/JPY(201.765円、+0.401%)も同様にSMA100(200.441円)を上回り回復、SMA配列も上昇POに復帰しました。GBP/JPY(213.528円、+0.168%)はSMA50(212.880円)・SMA100(211.992円)・SMA200(206.887円)の3本を上回り、SMA25(214.168円)のみ価格の上方という「ほぼ真のPO」の位置です。
EUR/USDは1.1788で週間+0.530%(+0.0062ドル)と上昇。先週のほぼ横ばいから明確な上方向の動きとなり、1.18台に乗せました。SMA25(1.1713)・SMA50(1.1640)・SMA100(1.1709)・SMA200(1.1678)の4本すべてを上回っており、SMA25乖離率は+0.646%、SMA50乖離率は+1.274%まで拡大しています。SMA配列は混在ですが、価格はすべての移動平均線を上回る理想的な形です。週間高値は1.1799と1.18台に届き、75日間高値1.2085まであと約2.5%の位置にあります。
GBP/USDは1.3634で週間+0.438%(+0.0059ドル)の続伸。4本のSMAすべてを上回る安定した形が4週連続で継続しており、SMA25(1.3492)・SMA50(1.3415)・SMA100(1.3475)・SMA200(1.3418)はいずれも1.34台でサポートを形成しています。SMA25乖離率は+1.052%、SMA50乖離率は+1.632%まで拡大。SMA配列は混在ですが、上昇基調は維持されています。週間高値1.3643まで上昇し、75日間高値1.3869まであと約1.7%まで迫りました。
AUD/USD(0.7249、週間+0.638%)は2週連続の真のパーフェクトオーダー。SMA25(0.7128)・SMA50(0.7069)・SMA100(0.6968)・SMA200(0.6757)の4本すべてを上回り、SMA200乖離率は+7.284%と高水準を継続。週間高値0.7280は75日間高値0.7280に並びました。NZD/USD(0.5968、+1.170%の大幅上昇)が今週のもう一つの注目ペア。SMA25(0.5867)・SMA50(0.5854)・SMA100(0.5877)・SMA200(0.5839)の4本すべてを上回り、SMA200乖離率は+2.198%。SMA配列は混在ですが、4本のSMA上に位置する形は維持されています。先週の0.5899から大きく上昇しました。
USD/CAD(1.3671、週間+0.621%)が今週反発。これは「ドル高」というより「CADの全方位安」が背景です(通貨強弱でCADが最弱に転落)。それでも4本のSMAすべてを下回る位置は維持されています(SMA25=1.3718、SMA50=1.3724、SMA100=1.3722、SMA200=1.3815)。USD/CHF(0.7760、-0.705%)は引き続きCHF高基調。4本のSMAすべてを下回り(SMA25=0.7858、SMA50=0.7864)、SMA200乖離率は-2.140%とドル安が拡大しています。EUR/CHF(0.9147、-0.138%)も4本のSMAをすべて下回る位置で(SMA25=0.9201、SMA50=0.9152、SMA100=0.9189、SMA200=0.9259)、SMA200乖離率-1.210%。SMA配列は混在で、CHFの底堅さが各ペアに表れています。
CAD/JPY(114.518円、週間-0.916%)が今週の最も大きな下落。先週SMA25を0.015円割り込んだだけだったのが、今週はSMA25(115.717円)・SMA50(115.628円)・SMA100(114.658円)の3本すべてを割れて転落しました。SMA200(111.633円)のみ価格の下方で、USD/JPYと同じ構造です。CADの全方位安(USD/CADが+0.621%、各種X/CADペアが上昇)が反映された結果です。EUR/GBP(0.8643、+0.156%)は4本のSMAをすべて下回る形が継続しており、GBP優位の構図は変わりません。EUR/AUD(1.6258、-0.021%)はSMA配列が下降パーフェクトオーダーに転換、価格も4本のSMAすべてを下回ります(SMA25=1.6427、SMA50=1.6465、SMA100=1.6812、SMA200=1.7303)。AUD独り勝ちの裏で、EUR/AUDが教科書通りの下降POを形成しました。