カナダドル(CAD)が前週3位(+0.1193)から最弱8位(-1.1631)へ5ランクの史上級暴落。強弱指数-1.1631は今年最低水準であり、変化率TOP5(AUD/CAD +1.269%、EUR/CAD +1.198%、GBP/CAD +1.062%、JPY/CAD +0.867%、USD/CAD +0.621%)をすべてX/CADが独占する「全方位型CAD安」となりました。NZDが前週5位から首位へ4ランク急浮上(+0.8736)、CHFも4位から2位に上昇。一方、前週首位のJPY(+1.1264)は6位(-0.1481)へ5ランクの振り子急落、前週最弱のEURは4位に4ランクの大逆転を演じました。
| 順位 | 通貨 | 強弱指数 | 前週 | 可視化 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 🇳🇿 NZD | +0.8736 | 5位 ⬆ | |
| 2 | 🇨🇭 CHF | +0.3442 | 4位 ⬆ | |
| 3 | 🇦🇺 AUD | +0.2788 | 2位 → | |
| 4 | 🇪🇺 EUR | +0.2067 | 8位 ⬆ | |
| 5 | 🇬🇧 GBP | +0.0514 | 6位 → | |
| 6 | 🇯🇵 JPY | -0.1481 | 1位 ⬇ | |
| 7 | 🇺🇸 USD | -0.4434 | 7位 → | |
| 8 | 🇨🇦 CAD | -1.1631 | 3位 ⬇ |
| 順位 | ペア | 変化率 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 1 | AUD/CAD | +1.269% | AUD3位 / CAD最弱 |
| 2 | EUR/CAD | +1.198% | EUR大逆転 / CAD最弱 |
| 3 | GBP/CAD | +1.062% | GBP回復 / CAD最弱 |
| 4 | JPY/CAD | +0.867% | JPY後退も対CADは強 |
| 5 | USD/CAD | +0.621% | USD横ばい / CAD最弱 |
| 順位 | ペア | 変化率 | 方向 |
|---|---|---|---|
| 最下位 | CAD/NZD | -1.773% | CAD最弱 / NZD首位 |
| -2 | CAD/CHF | -1.352% | CAD最弱 / CHF回復 |
| -3 | USD/NZD | -1.156% | USD弱 / NZD首位 |
前週3位(+0.1193)から最弱8位(-1.1631)へ5ランクの暴落、しかも強弱指数-1.1631は今年最低水準を記録。直近の通貨強弱履歴を遡っても、ここまで明確な「一方向の急落」は稀です。CAD/NZD(-1.773%)が今週全28ペア中最大の下落率を記録し、CAD/CHF(-1.352%)と続く形でCADが他通貨に対して全面安。背景には、原油(WTI)の調整下落(GW明けのリスク選好低下)とBOC(カナダ中銀)の利下げ慎重姿勢への市場の懸念があると見られます。前週「2週連続上位(CAD:1位→3位)の安定感」を評価したばかりでしたが、振り子相場の中での安定は幻想だったことが改めて示されました。
NZDが前週5位(-0.1711)から首位(+0.8736)に4ランク急浮上しました。CAD/NZD(-1.773%)、USD/NZD(-1.156%)、JPY/NZD(-0.917%)、GBP/NZD(-0.728%)と4通貨に対して大幅に上昇。一方でAUD/NZD(-0.495%)でAUDに対しても優位を保ち、商品通貨内ではNZDが最強となりました。RBNZの利下げ観測がやや後退したことや、NZの輸出関連指標の改善が背景と見られます。前週「2週連続4位で安定」と評価したNZDが、今週は首位に飛び出すという展開は、まさに振り子相場の主役交代を象徴しています。
前週首位(+1.1264)だったJPYが、今週は6位(-0.1481)に5ランクの大幅後退。「全方位型JPY高」だった前週から一転、ゴールデンウィーク明けで本邦勢のポジション調整が逆方向(円売り)に動いた格好です。USD/JPYは157.04円から156.62円へ-0.267%とやや円高方向ですが、JPY/NZD(-0.917%)、JPY/CHF(-0.402%)、JPY/AUD(-0.385%)と対NZD・CHF・AUDで円が売られています。一方、前週最弱(-0.5545)のEURが今週4位(+0.2067)へ4ランクの大逆転。EUR/CAD(+1.198%)の上昇に支えられ、3週連続マイナス圏からプラス圏に復帰しました。
前週5位(-0.1711)から首位(+0.8736)に4ランク急浮上。マイナス圏からプラス圏への大逆転であり、強弱指数+0.8736は前週首位のJPY(+1.1264)に次ぐ高水準です。CAD/NZD(-1.773%)が今週全28ペア中最大の下落率を記録し、対CADで圧倒的優位。USD/NZD(-1.156%)、JPY/NZD(-0.917%)、GBP/NZD(-0.728%)、EUR/NZD(-0.576%)と幅広く上昇しました。AUD/NZD(-0.495%)でもAUDに対して優位を保ち、商品通貨内ではNZDが最強の地位を確立しています。RBNZの利下げサイクル一服観測と、NZ経済の底堅さがNZD買いを支えました。
前週4位(-0.0974、マイナス圏)から2位(+0.3442、プラス圏)に2ランク上昇。CAD/CHF(-1.352%)が今週2番目の下落率を記録し、CHFが対CADで大幅高。USD/CHF(-0.705%)、GBP/CHF(-0.226%)でドル・ポンドに対しても優位を示しました。JPY/CHF(-0.402%)でもCHFが対円で上昇しており、前週「全方位型JPY高」の影響が一掃されています。VIXが18台で安定し、グローバル市場全体ではリスクオン環境が継続していますが、CHFの上昇は「ドル安」「CAD暴落」という他通貨側の弱さによる相対的な押し上げが主因です。
前週2位(+0.3061)から3位(+0.2788)にわずか1ランク下落で、上位安定を維持しています。AUD/CAD(+1.269%)が今週全28ペア中最大の上昇率を記録し、AUDがCADに対して大幅高。一方でAUD/NZD(-0.495%)でNZDに、AUD/CHF(-0.057%)でCHFに小幅劣後しており、商品通貨内でNZD>AUD>CADの序列が確立されました。前週は「AUD/USD真のパーフェクトオーダー確立」というテクニカル面の強さを評価しましたが、今週も継続して上位を維持しており、AUDの安定感は本物である可能性が高まっています。
前週最弱(-0.5545)から4位(+0.2067)に4ランクの大逆転。3週連続マイナス圏定着の状態から、一気にプラス圏へ復帰しました。EUR/CAD(+1.198%)が今週2番目の上昇率となり、CADの暴落の最大の受益者。EUR/JPY(+0.298%)でも円安方向に推移し、EUR/GBP(+0.156%)でもポンドに対して優位を示しました。USD/EUR(-0.528%)でドルにも上昇。一方でEUR/AUD(-0.021%)、EUR/CHF(-0.138%)、EUR/NZD(-0.576%)と上位通貨には劣後しており、「最弱からの脱却」レベルの回復にとどまっています。
前週6位(-0.1856)から5位(+0.0514)に1ランク回復し、マイナス圏からほぼゼロ近傍のプラス圏へ復帰。GBP/CAD(+1.062%)でCADに対して大幅高、USD/GBP(-0.436%)でドルに対しても上昇しました。一方でGBP/NZD(-0.728%)、GBP/CHF(-0.226%)、GBP/AUD(-0.195%)と上位通貨には劣後。EUR/GBP(+0.156%)でユーロに対しても劣後しており、欧州通貨内でもGBPの相対的な弱さが見られます。BOEの政策スタンスは現状維持観測が中心で、特段のサプライズはなく、市場のテーマからは外れた一週でした。
前週首位(+1.1264)から6位(-0.1481)へ5ランクの大幅後退。前週「ゴールデンウィーク前のポジション調整による全方位型JPY高」と分析した特殊要因が、GW明けで急速に巻き戻された格好です。JPY/CAD(+0.867%)でCADに対しては今週も上昇しましたが、JPY/NZD(-0.917%)、JPY/CHF(-0.402%)、JPY/AUD(-0.385%)と上位通貨に対して全面安。USD/JPYは157.04円から156.62円へ-0.267%と小幅な円高ですが、強弱指数全体ではJPYが下位に転落しています。日銀の据え置き観測継続と、リスクオン環境(VIX18台前半)が円売りを誘発しました。
2週連続で7位を維持し、唯一順位の変動がない通貨となりました。指数も-0.5434から-0.4434へわずかに改善した程度で、ドル安傾向が継続しています。USD/CAD(+0.621%)でCADの暴落の恩恵を受けて上昇する一方、USD/NZD(-1.156%)、USD/CHF(-0.705%)、USD/AUD(-0.634%)、USD/EUR(-0.528%)と他通貨には全面的に劣後。USD/JPY(-0.267%)でも小幅な円高で、ドルが弱い構図が継続しています。FOMCの利下げシグナル継続観測と、米経済指標の軟化傾向が背景です。
前週3位(+0.1193)から最弱8位(-1.1631)へ5ランクの史上級暴落。強弱指数-1.1631は今年最低水準であり、変化率TOP5(AUD/CAD +1.269%、EUR/CAD +1.198%、GBP/CAD +1.062%、JPY/CAD +0.867%、USD/CAD +0.621%)すべてX/CAD形式で独占される「全方位型CAD安」を演じました。CAD/NZD(-1.773%)が今週全28ペア中最大の下落率、CAD/CHF(-1.352%)も2番目に大きな下落率と、CAD関連ペアが軒並み下位を占めています。原油(WTI)の調整下落と、BOC(カナダ中銀)の利下げ慎重姿勢への懸念が背景。また前週まで2週連続上位(1位→3位)を維持していたことの反動も含まれていると考えられます。
商品通貨3通貨が「NZD(1位)・AUD(3位)・CAD(8位)」と極端に分裂しました。NZDとCADの指数差は2.04ポイントと、グループ内で過去にない大きな格差。CAD/NZD(-1.773%)が今週最大の下落率となり、商品通貨内の選別が一気に進みました。前週は「AUD>CAD>NZD」という序列でしたが、今週は「NZD>>AUD>>CAD」へと完全反転。原油価格の動向(CAD)、中国経済(AUD・NZD)、RBNZの政策スタンス(NZD)といった個別要因が、グループの一体性を完全に崩しています。
欧州3通貨が今週はそろって上位〜中位に並び、グループ平均がプラス圏に復帰しました。CHF(2位+0.3442)、EUR(4位+0.2067)、GBP(5位+0.0514)と全員プラス圏は3週ぶり。前週「CHFが独り勝ち、EUR・GBPは弱い」という構図から大きく転換し、欧州通貨全体の地位が向上しています。EUR/GBP(+0.156%)ではユーロがポンドに優位、CHF/EUR(EUR/CHF -0.138%)ではCHFがユーロにわずかに優位という「欧州内序列:CHF>EUR>GBP」が確立されました。
NZD(1位)・AUD(3位)・JPY(6位)と分裂し、グループ内で序列がはっきり分かれました。前週は「JPY首位・AUD2位・NZD5位」という構図でしたが、今週はJPYが急落しNZDが逆転。グループ平均自体はプラス圏(+0.34)を維持していますが、内部の格差は1ポイント以上に拡大しています。AUD/NZD(-0.495%)でNZDがAUDに対して優位を示し、JPY/NZD(-0.917%)、JPY/AUD(-0.385%)でJPYが対オセアニア通貨で全面安。