2026年7月13日(月)〜 7月18日(土)

今週の相場をチャートで振り返る

極限まで高まっていた楽観が崩壊した1週間。先週レンジ内0.3%まで低下していたVIXは週間+24.88%18.77へ急騰し、先週指摘した「極端な低VIXは突発調整の前触れ」が現実になりました。日経平均は週間-6.44%(-4,417円)の暴落(金曜-4.03%)で月間-8.24%とマイナス転落、上海総合も週間-5.81%で100日安値を更新し、アジア株が急落。NYダウは週間-0.93%と相対的に底堅く推移しました。WTI原油は週間+15.52%の急騰で82ドル台へ跳ね上がる一方、貴金属は続落し銀は月間-20.7%で100日安値、金は4,000ドル割れ寸前。そのなかで暗号資産だけが続伸(BTC+1.9%・ETH+3.4%で30万円台回復)しました。FXは株安でも円全面安となり、USD/JPYは162円台で真のパーフェクトオーダー、GBP/JPYが75日高値219.608円を更新しています。

FX日足チャート 15通貨ペア 移動平均線
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 移動平均線:緑25日・水色50日・青100日・赤200日
USD/JPY(ドル円) 🚀 162円台で定着──真のPO継続、株安でも円安が進む

ドル円は162.391円で週間+0.416%(+0.673円)と続伸し、162円台で定着しました。週間高値は162.547円で、75日間高値162.84円に接近しています。SMA25(161.771円)・SMA50(160.523円)・SMA100(159.610円)・SMA200(157.383円)の4本すべてを上回り、SMA配列も上昇パーフェクトオーダー──真のパーフェクトオーダーを維持。SMA200乖離率は+3.182%です。注目すべきは、日経が-6.44%の暴落となりVIXが+24.9%急騰する「リスクオフ」局面にもかかわらず、円が買われるどころか売られた点。通常のリスクオフとは異なる動きです。

⚠️ チェックポイント:株安・VIX急騰という典型的なリスクオフ環境でも円が全面安となり、ドル円は162円台へ。これは「日本固有の要因による円売り」を示唆します。日経暴落と円安が同時に進む構図は、海外投資家の日本資産売り(株を売って円も売る)の可能性も。75日高値162.84円の突破と、介入警戒ゾーンでの当局の動きが焦点です。
EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・CHF/JPY 🚀 クロス円が全面高──GBP/JPYが75日高値219.608円を更新

株安局面にもかかわらず、クロス円が全面高となりました。GBP/JPY(218.480円、週間+0.827%)は週間高値219.608円75日間高値を更新し、SMA25(215.606円)・SMA50(214.765円)・SMA100(213.850円)・SMA200(210.853円)の4本すべてを上回る上昇パーフェクトオーダーを維持。AUD/JPY(113.384円、+0.848%)・EUR/JPY(185.772円、+0.641%)は4本すべてのSMAを上回る位置に改善(SMA配列は混在)。CHF/JPY(201.133円、+0.566%)はSMA25・SMA200の上、SMA50・SMA100の下という混在です。円が全通貨に対して売られた週でした。

⚠️ チェックポイント:日経-6.4%・上海-5.8%の株安のなかでクロス円が全面高というのは、「リスクオフの円買い」が働いていない証拠。円の弱さが構造的なものになりつつある可能性があります。GBP/JPYの75日高値更新(220円目前)は特に象徴的。円安が日本株安と同時進行している点は、これまでの「円安=日本株高」の関係が崩れていることを示します。
EUR/USD(ユーロドル) 📉 下降PO継続──週間+0.22%の小反発もSMA50/100/200は上方

EUR/USDは1.1439で週間+0.219%(+0.0025ドル)と小反発。SMA25(1.1435)をわずかに回復しましたが、SMA50(1.1528)・SMA100(1.1584)・SMA200(1.1639)は依然として上方にあり、SMA配列も下降パーフェクトオーダーが継続しています。SMA200乖離率は-1.716%。週間高値1.1482まで戻す場面もありましたが、1.14台前半での推移が続いており、ユーロの弱さは変わっていません。EUR/GBPが75日安値を更新していることからも、ユーロの相対的な弱さが確認できます。

GBP/USD(ポンドドル) 📈 週間+0.40%──全SMA上を維持、1.34台で堅調

GBP/USDは1.3454で週間+0.402%(+0.0054ドル)と続伸。SMA25(1.3325)・SMA50(1.3377)・SMA100(1.3396)・SMA200(1.3395)の4本すべてを上回る全SMA上を維持しています。週間高値1.3558まで上昇する場面もありました。SMA配列は混在ですが、価格がすべてのSMAの上にある堅調な形。ポンドは対ドル・対円(GBP/JPY 75日高値)・対ユーロ(EUR/GBP 75日安値)のいずれでも強く、主要通貨のなかで最強クラスの動きが続いています。

AUD/USD・NZD/USD(資源国通貨) 📈 NZD/USD+1.39%で全SMA上に回復──原油急騰が追い風

原油の急騰(+15.5%)を追い風に、資源国通貨が上昇しました。NZD/USD(0.5845、週間+1.385%)はSMA25(0.5735)・SMA50(0.5808)・SMA100(0.5831)・SMA200(0.5820)の4本すべてを上回る位置まで回復。SMA25乖離率は+1.922%です。AUD/USD(0.6982、+0.429%)はSMA25(0.6955)・SMA200(0.6883)を上回るものの、SMA50(0.7046)・SMA100(0.7058)はまだ上方という混在の構造。両ペアともSMA配列は混在ですが、6月から続いた資源国通貨安には歯止めがかかりつつあります。

💡 チェックポイント:NZD/USDが全SMA上に復帰したのは6月中旬以来の改善。原油の急騰がコモディティ関連通貨を押し上げました。ただし貴金属(金・銀)は続落しており、コモディティ内でもエネルギーと貴金属で明暗が分かれている点には注意が必要です。
EUR/CHF・USD/CAD・USD/CHF 🚀 USD/CHFが上昇PO到達・USD/CAD-0.95%は原油高のCAD高

USD/CHF(0.8073、週間-0.143%)は小反落しましたが、SMA25(0.8062)・SMA50(0.7970)・SMA100(0.7916)・SMA200(0.7915)の4本すべてを上回り、SMA配列も上昇パーフェクトオーダーに到達しました。週間高値0.8151は75日間高値を更新しています。USD/CAD(1.4018、-0.947%)は下落しましたが、これは原油急騰(+15.5%)を受けたCAD高が主因。SMA25(1.4143)を割り込み、SMA50・SMA100・SMA200は下方という混在に変化しました。EUR/CHF(0.9233、+0.065%)は4本のSMAすべてを上回る位置を維持しています。

EUR/GBP・CAD/JPY・EUR/AUD 📈 CAD/JPY+1.39%が原油高で急伸──EUR/GBPは75日安値0.8455

CAD/JPY(115.825円、週間+1.392%)が今週のクロス円で最も強く上昇。原油急騰によるCAD高と円全面安が重なり、SMA25(114.360円)・SMA50(114.775円)・SMA100(115.191円)・SMA200(113.619円)の4本すべてを上回る位置に改善しました。EUR/GBP(0.8502、-0.183%)はSMA25(0.8576)・SMA50(0.8613)・SMA100(0.8641)・SMA200(0.8684)の4本すべてを下回る下降パーフェクトオーダーを維持し、週間安値0.8455は75日間安値を更新。ユーロ最弱・ポンド最強の構図が続いています。EUR/AUD(1.6371、-0.215%)はSMA50のみ上方の混在です。

グローバル市場 コモディティ チャート 直近100日
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 各銘柄の直近100営業日の値動き
📉 日経平均株価 🔴 週間-6.44%の暴落──64,141円、月間-8.24%でマイナス転落

日経平均は64,141円で週間-6.442%(-4,417円)暴落。4週連続の下落となり、しかも下げが再加速しました。特に金曜(7/17)は前日比-2,694円(-4.031%)の大幅安で、週間安値62,705円まで下落。レンジ内位置は61.0%と先週の80.8%から急低下しました。月間では-8.242%(-5,761円)とマイナスに転落。SMA25(69,131円)・SMA50(66,663円)をともに明確に割り込み、SMA5(66,943円)も下回る弱い形になっています。6月に72,832円の新高値をつけてから、わずか1ヶ月で約-12%の下落です。

🔴 注意:SMA25・SMA50をともに割り込んだことで、これまでの上昇トレンドが明確に崩れました。月間もマイナス転落し、4週続落で下げが加速している点は深刻です。次の下値目安は62,705円(週間安値)、その先は60,000円の大台。VIX急騰・上海暴落と連動しており、アジア株全体のリスクオフが背景にあります。反転にはVIXの落ち着きが前提となります。
📉 NYダウ平均 🔄 週間-0.93%の小反落──52,146ドル、アジア株と比べ底堅い

NYダウは52,146ドルで週間-0.932%(-491ドル)と小反落。日経の-6.44%、上海の-5.81%と比べると、下落幅は限定的でした。週間安値は51,987ドル。レンジ内位置は86.1%と高水準を維持し、SMA25(52,133ドル)とほぼ同水準、SMA50(51,220ドル)は下方にあります。月間では+1.270%(+654ドル)とプラスを維持。VIXが+24.9%急騰するリスクオフ局面でも、米株は相対的に底堅く推移しており、日米・日中の株価パフォーマンス格差が一段と鮮明になりました。

💡 チェックポイント:アジア株が暴落するなかでNYダウが-0.93%にとどまったのは、米株の底堅さを示します。ただしSMA25(52,133ドル)にほぼ並ぶ水準まで下げており、ここを明確に割り込むと調整が本格化する可能性も。VIXの動向とあわせて注視が必要です。
📉 米10年国債利回り 🔄 4.54%──週間-0.03pt、レンジ内80.0%で高止まり

米10年国債利回りは4.54%で週間-0.613%(-0.03ポイント)と小幅低下。週間高値は4.62%まで上昇する場面もありましたが、週末にかけて低下しました。レンジ内位置は80.0%と高水準を維持しています。SMA25(4.49%)・SMA50(4.49%)を上回る水準。月間では+1.748%(+0.08ポイント)と上昇基調です。原油が+15.5%急騰したことでインフレ懸念が再燃しやすい地合いですが、株安によるリスク回避の債券買いも入り、利回りは高止まりのなかで方向感を欠く展開となりました。

😨 VIX指数(恐怖指数) 🔴 18.77へ急騰──週間+24.88%、極限楽観が一気に崩壊

VIX指数は18.77週間+24.884%(+3.74ポイント)急騰。先週15.03・レンジ内0.3%という「極限の楽観」から一転し、週間高値では19.50まで上昇して20の節目に迫りました。金曜(7/17)は前日比+12.194%(+2.04ポイント)と急伸。レンジ内位置は18.7%と先週の0.3%から大きく上昇しました。SMA25(17.14)・SMA50(17.32)を上回る水準です。月間では+1.790%とプラスに転じました。先週このレポートで指摘した「極端な低VIXは突発的な調整の前触れになりやすい」という警戒が、わずか1週間で現実のものとなりました。

🔴 注意:VIXの+24.9%急騰は、市場の楽観が一気に崩れたことを示します。過去2ヶ月で「15台→21台→15台→18台」という乱高下を繰り返しており、市場の不安定さが続いています。20の節目を明確に超えて定着するようだと、株安がさらに加速するリスク。日経-6.4%・上海-5.8%の暴落と完全に連動しており、来週もVIXの水準が最大の焦点です。
₿ ビットコイン(BTC/JPY) 📈 週間+1.91%続伸──1,051万円、株安のなかで独り堅調

ビットコインは10,518,403円で週間+1.907%(+196,808円)と3週連続の続伸(データ日:7/19)。株式が暴落するなかでも上昇を続け、1,051万円まで戻しました。週間高値は10,627,592円。SMA25(10,098,625円)・SMA100(10,241,574円)をともに上回り、レンジ内位置は31.5%と先週の27.6%から改善。月間では+2.624%(+268,953円)とプラスを維持しています。6月の大暴落(1,000万円割れ)からの回復基調が続いており、今週は株式と逆行する動きを見せました。

💡 チェックポイント:日経-6.4%・上海-5.8%の株安のなかでBTCが+1.9%上昇したのは注目に値します。従来「リスク資産」として株式と連動しがちだった暗号資産が、今週は独自の動きを見せました。SMA25・SMA100を上回り、次の目標はSMA50(1,024万円は既に上回り)。株式からの資金シフトの可能性もあります。
⟠ イーサリアム(ETH/JPY) 🚀 週間+3.39%続伸──30万円台を回復、月間+9.5%

イーサリアムは302,253円で週間+3.394%(+9,920円)と続伸(データ日:7/19)。30万円台を回復し、週間高値は315,333円まで上昇しました。SMA25(280,580円)・SMA50(280,104円)をともに大きく上回り、レンジ内位置は41.0%と先週の33.7%から改善。月間では+9.516%(+26,263円)と、BTC(+2.6%)を大きく上回る回復ぶりです。6月に月間-25%まで下落した局面からの回復が続いており、株安局面でも上昇するという際立った強さを見せています。

💡 チェックポイント:ETHは月間+9.5%とBTCを上回る強さで、30万円台を回復。株式が暴落するなかでの上昇は、暗号資産市場に独自の買い需要があることを示唆します。ただし振れ幅が大きい資産のため、株安が長期化した場合には連れ安するリスクも残ります。
🛢️ WTI原油 🚀 週間+15.52%の急騰──82.49ドル、72ドル台から一気に反発

WTI原油は82.49ドルで週間+15.516%(+11.08ドル)急騰(データ日:7/17)。週間安値72.61ドルから週間高値82.76ドルまで一気に上昇し、80ドル台を回復しました。金曜も前日比+4.484%と上昇が続いています。SMA25(74.97ドル)を大きく上回り、SMA50(85.38ドル)に迫る水準まで戻しました。レンジ内位置は33.8%と先週の16.6%から大きく改善。月間では+7.423%(+5.70ドル)とプラスに転じています。6月の月間-28%という記録的暴落から、一転して急反発する荒い値動きが続いています。

⚠️ 注意:週間+15.5%の急騰は、地政学リスクや供給懸念の再燃を示唆する可能性があります。原油高はインフレ懸念を再び高め、利回り上昇・株安につながりやすい点に注意。今週の株安(日経-6.4%)と原油急騰が同時に起きているのは、この連鎖が働き始めている可能性も。SMA50(85.38ドル)の突破が次の焦点です。
🥇 金(Gold) 📉 週間-2.23%続落──4,012ドル、4,000ドル割れ寸前でレンジ内3.5%

金は4,012.7ドルで週間-2.227%(-91.4ドル)の続落(データ日:7/17)。週間安値3,964.2ドルで4,000ドルを割り込む場面があり、100日間安値3,962.5ドルに肉薄しました。SMA25(4,115.64ドル)・SMA50(4,317.95ドル)を大きく下回り、レンジ内位置は3.5%と100日間のほぼ最安値圏。月間では-7.942%(-346.2ドル)と大幅マイナスです。株安・VIX急騰というリスクオフ局面にもかかわらず金が売られており、「安全資産」としての買いが入っていない点が特徴的です。

⚠️ 注意:リスクオフでも金が売られるのは、ドル高・利回り高止まりが重荷になっているため。レンジ内3.5%は極端な売られ過ぎ水準ですが、下降トレンドは続いています。100日安値3,962.5ドルを明確に割り込むと、下値模索が一段と進む可能性があります。
🥈 銀(Silver) 🔴 週間-6.31%急落──56.04ドル、100日安値更新・月間-20.7%

銀は56.04ドルで週間-6.305%(-3.77ドル)の急落(データ日:7/17)。週間安値55.01ドル100日間安値を更新し、レンジ内位置は2.5%とほぼ最安値に張り付いています。SMA25(61.47ドル)・SMA50(68.84ドル)を大きく下回り、月間では-20.734%(-14.66ドル)という壊滅的なマイナスです。先週まで60ドル前後で値固めしていたところから、今週は一段安となりました。金(-2.23%)を大きく上回る下落率で、貴金属のなかでも銀の弱さが際立っています。

🔴 注意:銀の月間-20.7%・100日安値更新は、貴金属セクターの深刻な弱さを示します。工業需要の側面から、世界景気の減速懸念が織り込まれている可能性も。50ドル台前半まで下げており、下値の目処が立ちにくい状況です。
⬜ 白金(Platinum) 📉 週間-0.76%──1,605ドル、月間-10.3%でレンジ内9.0%

白金は1,605.8ドルで週間-0.760%(-12.3ドル)と小幅続落(データ日:7/17)。週間安値1,593.8ドルまで下落し、1,600ドル前後での推移が続いています。SMA25(1,645.09ドル)・SMA50(1,795.05ドル)はまだ大きく上方にあり、レンジ内位置は9.0%と低水準。月間では-10.326%(-184.9ドル)と二桁マイナスです。金・銀と同様、リスクオフ局面でも買われない状況が続いており、貴金属3品目そろって安値圏での推移となっています。

🇨🇳 上海総合指数 / 🇮🇳 インド SENSEX 🔴 上海が週間-5.81%の暴落・100日安値──インドは+0.75%と対照的

上海総合(3,764.16、データ日:7/17)は週間-5.806%(-232.01ポイント)暴落。金曜は前日比-3.046%と急落し、週間安値3,745.17ポイント100日間安値を更新しました。3,800台を割り込み、レンジ内位置は3.7%とほぼ最安値圏。SMA25(4,032.70)・SMA50(4,069.14)を大きく下回り、月間では-8.372%(-343.92ポイント)と大幅マイナスです。一方インドSENSEX(78,151、データ日:7/17)は週間+0.750%(+582ポイント)と上昇。SMA25(77,089)・SMA50(76,098)を上回り、レンジ内位置は53.1%、月間では+1.291%とプラスです。中国株の暴落とインド株の堅調で、新興国内でも明暗が大きく分かれました。

🔴 注意:上海総合の週間-5.81%・100日安値更新は、日経の暴落と並ぶ今週最大級の下落です。アジア株(日本・中国)が同時に急落する一方、米国・インドは底堅いという地域間の格差が鮮明。中国経済への懸念が改めて意識されている可能性があります。

📋 今週の全体まとめ

チャートをざっくり3グループに分けると——

🟢 上昇したもの:WTI原油(+15.52%急騰・82ドル台回復)、ETH(+3.39%・30万円台回復・月間+9.5%)、BTC(+1.91%・3週続伸)、VIX(+24.88%急騰)、CAD/JPY(+1.39%)、NZD/USD(+1.39%・全SMA上回復)、GBP/JPY(+0.83%・75日高値219.608円)、AUD/JPY(+0.85%)、インドSENSEX(+0.75%)、EUR/JPY(+0.64%)、CHF/JPY(+0.57%)、USD/JPY(+0.42%・真のPO・162円台)、GBP/USD(+0.40%・全SMA上)

🔴 下落・暴落したもの:日経平均(-6.44%の暴落・金曜-4.03%・月間-8.24%)、Silver(-6.31%・100日安値・月間-20.7%)、上海総合(-5.81%の暴落・100日安値・月間-8.37%)、Gold(-2.23%・4,000ドル割れ寸前・レンジ内3.5%)、NYダウ(-0.93%)、USD/CAD(-0.95%・CAD高)、Platinum(-0.76%・月間-10.3%)、EUR/GBP(-0.18%・下降PO・75日安値0.8455)

🟡 方向感を探っている:米10年利回り(4.54%・高止まり)、EUR/USD(+0.22%小反発も下降PO継続)、USD/CHF(-0.14%も上昇PO到達)、EUR/CHF(+0.07%)

ひと言でまとめると、「VIX+24.9%急騰で極限楽観が崩壊──日経-6.4%・上海-5.8%のアジア株暴落、原油+15.5%急騰、しかし暗号資産だけは続伸」という週でした。先週このレポートで「VIXレンジ内0.3%の極端な楽観は突発調整の前触れになりやすい」と警戒した点が、わずか1週間で現実になりました。日経は4週連続下落で下げが再加速し、SMA25・SMA50をともに割り込んで月間もマイナス転落。上海総合も100日安値を更新する暴落となり、アジア株が総崩れです。一方でNYダウは-0.93%と底堅く、インド株は上昇と、地域間の格差が鮮明になりました。原油は+15.5%急騰してインフレ懸念を再燃させる一方、貴金属は「安全資産」でありながら売られ続け、銀は月間-20.7%で100日安値。そのなかで暗号資産(BTC+1.9%・ETH+3.4%)だけが株安に逆行して上昇したのが特徴的です。FXでは株安にもかかわらず円が全面安となり、GBP/JPYは75日高値219.608円を更新。「日本株安+円安」の同時進行は、これまでの構図が崩れつつあることを示唆します。来週はVIXが20を超えて定着するか、日経が62,705円(週間安値)を守れるか、そして原油急騰がインフレ懸念をどこまで高めるかが焦点です。

※ 本記事は個人による相場チャートの分析まとめです。投資の推奨・助言を目的とするものではありません。投資に関する最終判断はご自身でお願いします。相場は予告なく大きく変動することがあります。余裕資金での投資を心がけましょう。