2026年9月14日(月)〜 9月19日(土)

今週の相場をチャートで振り返る

日米の中央銀行が2日違いでそろって利上げした週でした。先に動いたのは米国で、水曜(9/16)のFOMCは政策金利を0.25%引き上げて3.75〜4.00%へ。2023年以来の利上げで、ウォーシュ議長は「インフレが高すぎる状態が長すぎる」と強調し、ドットチャート(FOMC参加者の金利見通し)は年内もう1回の利上げを示しました。続いて金曜(9/18)、日銀も政策金利を1.25%へ引き上げ、1995年以来31年ぶりの水準です。ところが円は買われませんでした。反対票が2票入ったことで「次の利上げは遠のいた」と受け止められ、ドル円は一時158.051円まで上昇。先週このレポートで「織り込み済みの材料が実現したとき、相場はどちらへ動くか」と書いた問いの答えは「円売り」でした。ドル円は週間+2.136%の156.874円で、週間の上昇率としては2025年10月以来、約11か月ぶりの大きさです。円は3週ぶりに6つの円ペアすべてで全敗し、15ペアの上昇率上位6つをすべて円ペアが独占しました。米10年国債利回りは週間高値5.02%で3週連続の100日間高値更新、2007年以来の高水準です。原油は週初、サウジの東西パイプライン停止とフーシ派の攻撃で週間高値106.75ドルまで上げたあと、サウジの代替輸出とフーシ派への停戦提案で反落しました。暗号資産はビットコインが週間+6.966%で12銘柄最大の上昇、イーサリアムは100日間高値を更新。VIXは週間-6.503%の14.81まで下がりました。来週の日本は9/21〜23が祝日(シルバーウィーク)で、薄商いのなかでの円安と当局の動きに注意が必要です。

9/14(月)〜9/15(火) 米10年利回りが5%台へ サウジのパイプライン停止で原油は106ドル台 🚀 米10年利回りは2007年以来の高水準、WTIは週間高値106.75ドル

週明けの主役は金利と原油でした。月曜(9/14)、米10年国債利回りが2023年以来はじめて5%を上回り、火曜(9/15)には欧州時間に一時5.03%と2007年ごろ以来の高水準をつけています。背景は原油高によるインフレ懸念と、政府・企業の資金調達(国債や社債の発行)が膨らむことへの警戒です。原油では、9/10にイラク方面から飛来したドローンがサウジの東西パイプライン(ホルムズ海峡を通らずに紅海側へ原油を運ぶルート)のポンプ施設を攻撃し、9/11にサウジがパイプライン全体を停止。さらにイエメンのフーシ派によるサウジ領内への攻撃が続き、9/15にはサウジの主要輸出港ヤンブーを含む6都市に警報が出されました。ホルムズ海峡を避ける「抜け道」まで塞がれた形で、WTIは週間高値106.75ドルをつけています。同じ9/15には米上院で暗号資産の市場構造法案(クラリティ法案)が手続き投票で阻まれ、ビットコインは一時急落しました。

🔴 ポイント:先週までの原油高は「ホルムズ海峡が危ない」という話でした。今週はそれに加えて、海峡を迂回するためのサウジのパイプラインが攻撃で止まったという点が新しい材料です。正面の道が塞がれ、裏道も塞がれた——週の前半に原油が106ドル台まで上がったのはこのためです。原油高→インフレ懸念→米金利上昇という流れが、米10年利回りを5%台に押し上げたことになります。
9/16(水) FOMCが2023年以来の利上げ 政策金利は3.75〜4.00%へ 📈 全会一致の0.25%利上げ、ドットチャートは年内もう1回の利上げを示唆

水曜(9/16)のFOMC(米連邦公開市場委員会)は、全会一致で政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%としました。2023年以来の利上げです。声明は景気が堅調で、インフレは依然として高いと指摘し、今回の利上げを2%目標への「よりタイムリーな回帰」を支えるためのものと説明しています。ウォーシュ議長は会見で「インフレが高すぎる状態が長すぎる」と述べ、インフレが最大の懸念であると強調しました。同時に公表されたドットチャート(参加者の金利見通し)では、年末の政策金利見通しが6月の3.8%から4.1%へ引き上げられ、年内少なくとももう1回の利上げが示されています。同じ日の米8月小売売上高は前月比+1.2%(予想+0.7%)と強く、発表後はドルが主要通貨すべてに対して上昇、ドル円は156円台前半へ。一方で金・原油・株はそろって下落しました。

💡 チェックポイント:先週このレポートで「焦点は利上げの有無より、その先の回数と道筋」と書きました。答えは「年内もう1回」で、しかも議長が次の利上げを約束しなかった一方、インフレへの警戒を前面に出したことで市場はタカ派(引き締めに前向き)と受け止めました。米国は「利上げして、さらに続ける姿勢」——これが2日後の日銀との差になります。
9/17(木) 英中銀は6対3で据え置き サウジの代替輸出で原油は続落 🔄 ポンドは主要通貨で唯一ドルに負け、米10年利回りは8日ぶりに低下

木曜(9/17)の英中銀(BOE)は政策金利を3.75%に据え置きましたが、6対3の僅差で、3人の委員が4.00%への利上げを主張しました。市場は3割程度の利上げの可能性を見ていたため、据え置きを受けてポンドは主要通貨のなかで最も弱い動きに。原油は、サウジがオマーン沖での洋上積み替えを使ってアジアの製油所へ追加の原油を供給すると伝わり、2日続落しています。これに先立つ9/16にはトランプ大統領が「イランとの戦争は終わりに近づいている」との認識を示したとも報じられました。原油安で金利上昇の圧力が和らぎ、米10年利回りは8営業日ぶりに低下。金は約2.1%上昇し、米国株も反発しています。

9/18(金) 日銀が政策金利を1.25%へ 1995年以来31年ぶりの水準、でも円は売られた 📉 反対2票で「次の利上げは遠い」と受け止められ、ドル円は一時158.051円

金曜(9/18)、日銀は政策金利を0.25%引き上げて1.25%としました。6月以来3か月ぶりの利上げで、1995年以来31年ぶりの水準です。ただし採決は賛成7・反対2で、浅田委員は「足もとのCPIが2%を下回り、経済も必ずしも強くない」、佐藤委員は「経済・物価が大きく加速していない」として反対しました。同じ朝に発表された日本の8月消費者物価指数(CPI)は前年比+1.9%で、8か月連続で2%目標を下回っています。海外勢はこの結果を「ハト派(利上げに慎重)」と受け止め、発表前156.16円だったドル円は発表直後に156.85円へ。植田総裁は会見で「政策の局面は変化した」「引き続き政策金利を引き上げる」と述べ、連続利上げや0.5%の利上げも「物価情勢次第で排除できない」としましたが、利上げの間隔については「特定の間隔は念頭にない」。会見中に一時156.50円まで円が買い戻されたものの、終了後は157円台へ戻り、NY時間の序盤には158円台まで円安が進みました。日経平均は前日比+882.70円の65,018.95円と大幅高で引けています。

🔴 ポイント:先週このレポートで「市場では『日銀が利上げしても円が買われない』という見方も出ている」と書きました。そのとおりになりました。利上げは8割超織り込まれていたので、実現しても新しい円買い材料にはならず、むしろ反対2票と「特定の間隔は念頭にない」が「次は当分先」というメッセージとして効いた形です。加えて、先週まで積み上がっていた投機筋の円買いポジションの巻き戻しも円安を加速させたと指摘されています。日米がそろって利上げしても、市場が見ているのは「次の一手までの距離」——米国は近く、日本は遠い。この差がドル円を押し上げました。
9/18(金) ビットコインが8万1,000ドル台へ急伸 法案の頓挫と利上げを乗り越える 🚀 7万8,000ドルの壁を抜けて売り方の損切りが連鎖

暗号資産にとって今週は、本来なら逆風の多い週でした。9/15に米上院でクラリティ法案が阻まれ、9/16にはFRBが利上げ。それでも金曜(9/18)、ビットコインは一時8万1,000ドル台まで急伸し、24時間で6%近く上昇しました。デリバティブ(先物・オプション)市場で上昇に賭けるポジションが多かったところに、7万8,000ドル付近の抵抗線を抜けたことで売り方の損切り(ショートの清算)が連鎖したと解説されています。9/17には米議会で暗号資産関連の2法案が前進し、ドイツ銀行が欧州顧客向けにビットコインとイーサリアムの保管サービスを年内に始める計画を示すなど、環境面の追い風もありました。

📅 来週の注目材料(9/21〜9/25)──日本は3連休、円安と当局の動きに注意
💡 チェックポイント:
・9/21(月)〜23(水)は日本の祝日(敬老の日・国民の休日・秋分の日)。土日を含めて5連休のシルバーウィークで、東京市場が閉まるなか円安が進んだ場合の当局の対応(口先介入・実弾介入)が警戒されています
・9/22(火)トランプ大統領と湾岸協力会議(GCC)首脳の会談(国連総会の場で、イラン情勢の次の対応を協議する見通し)──原油と円の両方に効きます
・9/23(水)主要国の9月PMI速報値──利上げ後の景気の強さを測る最初の材料
・9/24(木)スイス国立銀行(SNB)の政策金利発表(据え置き予想)、習近平国家主席の訪米、豪州の8月雇用統計
・そのほかサウジ東西パイプラインの復旧状況──サウジは数日中に能力の半分を回復させる見通しとされています
今週は「日米がそろって利上げ、でも円安」という結果になりました。来週は東京が休みのあいだにドル円がどこまで行くか、そして200日線(158.396円)を超えるかどうかが最初の焦点です。
FX日足チャート 15通貨ペア 移動平均線
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 移動平均線:緑25日・水色50日・青100日・赤200日
USD/JPY(ドル円) 📈 週間+2.14%で156.874円──15ペア最大の上昇、約11か月ぶりの上げ幅も4本のSMAはまだ上方

ドル円は156.874円で週間+2.136%(+3.280円)と3週ぶりに反発し、15通貨ペアで最大の上昇率となりました。週間始値153.46円・週間安値153.372円から、日銀会合後に週間高値158.051円まで4.7円近く上げています。週間の上昇率としては、2025年10月第2週(+2.53%)以来、約11か月ぶりの大きさです(手元のヒストリカルデータで集計すると、2021年以降の約300週のうち16番目)。先週の週間安値152.89円(=75日間安値)は今週の安値153.372円で守られました。ただし移動平均線は4本すべてがまだ上方で、SMA25(157.245円)・SMA50(159.055円)・SMA100(159.524円)・SMA200(158.396円)。乖離率はSMA25で-0.236%まで縮まり、先週のSMA50乖離-3.825%は-1.371%へ。SMA配列は「混在」です。チャートでは、152〜153円台の底から、陽線が続く形でSMA25のすぐ下まで戻してきたのがわかります。

⚠️ 注意:先週「上は155.211円が今度はレジスタンス(壁)として機能するか」と書きましたが、壁にはなりませんでした。日銀会合をきっかけに一気に抜け、158円台まで届いています。ただ、週間高値158.051円はSMA200(158.396円)の手前で、終値156.874円はSMA25(157.245円)の下。戻りは大きいが、まだ移動平均線の「天井」の下にいる状態です。来週は東京市場が3連休で、200日線(158.4円付近)を超えて160円方向へ戻るのか、それとも当局のけん制で止まるのかが焦点になります。
EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・CHF/JPY 📈 円が3週ぶりに6ペア全敗──上昇率の上位6つを円ペアが独占、ただし下降パーフェクトオーダーは2ペアに増加

2週続けて全勝だった円が、今週は6つの円ペアすべてで全敗しました。15ペアの上昇率ランキングは、1位から6位までがすべて円ペアです。上昇率順にCHF/JPY(190.814円、週間+1.483%)、AUD/JPY(111.770円、+1.482%)、CAD/JPY(112.189円、+1.318%)、EUR/JPY(180.212円、+1.163%)、GBP/JPY(210.123円、+1.133%)。ただし週の前半はまだ円高が続いていて、CHF/JPYの週間安値187.824円・EUR/JPYの週間安値177.809円はそのまま75日間安値を更新しています。安値を更新してから切り返した、チャートでいえばV字の底の形です。AUD/JPYは先週割り込んだSMA200(111.059円)を1週で取り返しました。一方、CHF/JPYは戻しても下降パーフェクトオーダー(SMA25 194.266円<SMA50 196.324円<SMA100 198.862円<SMA200 199.501円)が続いており、SMA200乖離率は-5.798%から-4.355%へ縮小。GBP/JPY・EUR/JPY・CHF/JPYは依然として4本すべてのSMAの下です。

💡 チェックポイント:先週「豪ドルが弱いのではなく、円が強すぎる」と書いたAUD/JPYが、今週は1週でSMA200の上に戻りました。円の強さが止まった瞬間に、豪ドルの本来の位置が見えたということです。ただしクロス円の多くは移動平均線の並びそのものは下向きのままで、今週の反発は「下落トレンドの中の戻り」の段階。SMA25(EUR/JPY 182.426円・GBP/JPY 212.773円)を超えられるかが、戻りが本物かどうかの最初の目安です。
EUR/USD(ユーロドル) 📉 週間-0.97%で1.1486──2週続いた小動きから下放れ、4本すべてのSMAの下へ

EUR/USDは1.1486で週間-0.966%(-0.0112ドル)と、2週続いた小動きから下方向へ動き出しました。週間高値1.1596・週間安値1.1454で、値幅は0.0142ドルと先週(0.0085ドル)の1.7倍です。先週まで上にあったSMA50(1.1535)・SMA100(1.1547)もまとめて割り込み、SMA25(1.1601)・SMA200(1.1628)を含む4本すべてのSMAの下に入りました。SMA200乖離率は-0.286%から-1.214%へ広がっています。チャートでは、週の後半に大陰線で1.15台を割り込んだ形が目立ちます。

⚠️ 注意:先週「3週続けて200日線の手前で止まっている」と書きましたが、今週は上ではなく下に抜けました。きっかけはFOMCの利上げとタカ派の姿勢で、ドルが主要通貨すべてに対して買われたことです。先に利上げして「さらに続ける」と言った米国の通貨が買われる——ドル円と同じ理屈がユーロドルにも出た形です。75日間安値1.1324までは、まだ1.4%ほどの距離があります。
GBP/USD(ポンドドル) 📉 週間-0.98%で1.3394──英中銀の据え置きで、2週続いた「1.344の下値」を割り込む

GBP/USDは1.3394で週間-0.982%(-0.0133ドル)と、2週連続で15ペア最小の変動だった状態から一転して下げました。週間高値1.3528・週間安値1.3335。先週まで下値の目安だったSMA100(1.3434)・SMA200(1.3451)をまとめて割り込み、SMA25(1.3529)・SMA50(1.3478)も含めて4本すべてのSMAの下へ落ちています。9/17の英中銀は6対3の僅差で据え置き(3人は4.00%への利上げを主張)で、利上げを一部織り込んでいた市場はポンドを売る方向に反応しました。

⚠️ 注意:先週「100日線と200日線がほぼ同水準で並んでいるので、1.344付近が引き続き下値の目安」と書いた水準を、今週ははっきり割り込みました。FRBは利上げ、英中銀は据え置き——同じ週に金利差が米国側へ開いた以上、ポンドドルが下がるのは自然な反応です。ただし3人が利上げを主張したことで次回の利上げ観測は残っており、1.34台を早めに取り戻せるかが次の見どころです。
AUD/USD・NZD/USD(資源国通貨) 📉 NZD/USDが-1.55%で15ペア最大の下落、4週続落──AUD/USDはSMA25を割り込む

NZD/USD(0.5725、週間-1.551%)は15通貨ペアで最大の下落となり、4週続落です。週間安値0.5707まで下げ、4本すべてのSMA(0.5877/0.5857/0.5838/0.5854)の下にある状態が2週続いています。SMA25乖離率-2.586%は、下げの勢いがまだ続いていることを示しています。AUD/USD(0.7125、週間-0.633%)は2週続落で、SMA25(0.7154)を割り込みました。SMA50(0.7082)・SMA100(0.7076)・SMA200(0.7010)の上は維持しています。SMA配列は今週上昇パーフェクトオーダー(25>50>100>200)に並びましたが、価格がSMA25の下にあるので、4本すべての上にいる「真のパーフェクトオーダー」ではありません。

⚠️ 注意:NZドルは9/17発表の4〜6月期GDPが前年比+2.6%(予想+2.1%)と上振れて一時買われましたが、すぐに押し戻されています。良い指標が出ても続かないのは、下落の流れが強いときによく見られる形です。一方の豪ドルは、対ドルでは下げても対円ではSMA200を取り返したように、ドル高と円安の両方の影響を受けた1週間でした。先週「同じ資源国通貨でひとくくりにできない」と書いた差は、今週も豪ドル(SMA25割れ)とNZドル(全SMA下で4週続落)という形で続いています。
EUR/CHF・USD/CAD・USD/CHF 📈 USD/CHFが75日間高値を更新、USD/CADは4本すべてのSMAの上へ──EUR/CHFは5週連続で唯一の真のパーフェクトオーダー

USD/CHF(0.8220、週間+0.677%)は2週続伸で、週間高値0.8263がそのまま75日間高値——直近75営業日の最高値を更新しました。4本すべてのSMA(0.8101/0.8107/0.8024/0.7938)の上にあり、SMA200乖離率は+3.558%です。USD/CAD(1.3984、週間+0.844%)は円ペアを除けば15ペアで最大の上昇で、先週取り返したSMA25・SMA200に続きSMA50(1.3948)・SMA100(1.3940)も上抜け、4本すべてのSMAの上に出ました。週間高値は1.4014です。EUR/CHF(0.9437、週間-0.317%)は4週ぶりに反落しましたが、週間高値0.9479はそのまま75日間高値で3週連続の更新。4本すべてのSMA(0.9400/0.9352/0.9267/0.9232)の上で、SMA配列も上昇パーフェクトオーダーのまま、5週連続で15ペア唯一の「真のパーフェクトオーダー」です。

💡 チェックポイント:USD/CADの上昇は、原油が週後半に下げた(カナダドル売り)ことと、FOMC後のドル高が重なった結果です。先週「原油高よりドル高が勝った」と書きましたが、今週は原油も下げ、ドルも強いのでカナダドルには二重の逆風でした。4本すべてのSMAの上にいる通貨ペアはEUR/CHF・USD/CHF・USD/CADの3ペア。AUD/USDが抜けてUSD/CADが入ったことで、3ペアのうち2ペアが「ドル買い」になりました。
EUR/GBP・CAD/JPY・EUR/AUD 🔄 CAD/JPYは反発しても下降パーフェクトオーダー入り──EUR/GBPは15ペア最小の変動

CAD/JPY(112.189円、週間+1.318%)は3週ぶりに反発しましたが、週間安値110.562円は75日間安値110.55円のすぐ上でした。反発しても4本すべてのSMA(113.418/114.027/114.385/114.469)の下にあり、SMA配列が下降パーフェクトオーダー(25<50<100<200)に並んでいます。EUR/AUD(1.6117、週間-0.328%)も下降パーフェクトオーダーが続き、4本すべてのSMA(1.6222/1.6292/1.6319/1.6600)の下。週間安値1.6082は75日間安値1.6077の手前で止まりました。EUR/GBP(0.8575、週間+0.022%)は15ペアで最小の変動で、SMA25(0.8569)・SMA50(0.8553)の上、SMA100(0.8590)・SMA200(0.8639)の下という位置関係は先週と変わりません。

⚠️ 注意:今週の位置関係を整理すると、4本すべてのSMAの上は3ペアで先週と同じ(EUR/CHF・USD/CHF・USD/CAD)、4本すべての下は8ペアから9ペアへ増えました(USD/JPY・EUR/JPY・GBP/JPY・CHF/JPY・CAD/JPY・NZD/USD・EUR/AUD・EUR/USD・GBP/USD)。AUD/JPYが抜け、EUR/USDとGBP/USDが入った形です。SMA配列では下降パーフェクトオーダーが2ペアから3ペア(CHF/JPY・CAD/JPY・EUR/AUD)へ増え、上昇パーフェクトオーダーの並びはEUR/CHFとAUD/USDの2ペア(真のパーフェクトオーダーはEUR/CHFのみ)。円ペアは今週そろって上げたのに、移動平均線の並びはむしろ下向きに固まった——今週の反発がまだトレンドの転換ではないことを示しています。
グローバル市場 コモディティ チャート 直近100日
🔵 陽線(上昇)/ 🔴 陰線(下落) 各銘柄の直近100営業日の値動き
📊 日経平均株価 📉 データ日9/17で64,136円・週間-1.74%──ただし9/18は日銀会合後に+882円の65,018円

日経平均はCSVのデータ日が9/17(木)で、64,136円・週間-1.738%(-1,135円)です。週間変動は9/10終値(65,271円)との比較で、先週の記事で扱った65,271円がそのまま比較の基準になっています。週間始値64,277円・週間高値64,644円に対して週間安値は62,726円まで下げ、値幅は1,918円。米金利の5%台乗せと、AI開発の減速を求める業界首脳の書簡をきっかけにした半導体株安が重しでした。移動平均線はSMA5(63,810円)の上、SMA25(65,614円)・SMA50(65,693円)の下。レンジ内位置は先週の47.5%から38.8%へ低下し、月間は-4.928%とマイナス幅を広げています。なお、CSVに含まれない9/18(金)は日銀会合後に後場で大きく買われ、前日比+882.70円の65,018.95円で引けました。

⚠️ 注意:先週「SMA5(65,421円)を終値で上回れるか」と書きましたが、データ日の9/17時点ではSMA5が63,810円まで下がり、そのSMA5をようやく上回ったところです。9/18の65,018円でもSMA25(65,614円)には届いていません。日銀の利上げで円安→日本株高という反応は出ましたが、来週は3連休明けの2営業日だけ。連休中の円相場の動きが、そのまま連休明けの日本株の方向を決めることになりそうです。
📈 NYダウ平均 📉 週間-1.69%で51,683ドル──4週続落、2週連続で週初が週間高値

NYダウは51,683ドルで週間-1.694%(-891ドル)と4週続落しました。週間始値52,751ドルがそのまま週間高値で、2週連続で「週初が高値」の形です。週間安値は51,187ドル。金曜(9/18)は-95.40ドル(-0.18%)の51,682.64ドルでした。移動平均線はSMA5(51,887ドル)・SMA25(52,919ドル)・SMA50(52,882ドル)の3本すべての下が2週続いており、レンジ内位置は先週の64.0%から49.3%へ、ちょうど100日間レンジの真ん中まで下がってきました。月間は-3.330%です。

⚠️ 注意:今週の米国株は、9/14に半導体株が大きく売られ、9/16にFOMCのタカ派姿勢で下げ、9/17に原油安と金利低下で反発する——という動きでした。100日チャートで見ると、7月末の急騰(54,000ドル台)から、高値を切り下げながら下がり続けている形です。米10年利回りが5%前後にある限り、株のバリュエーション(割高・割安の物差し)には重しがかかり続けます。100日間安値48,709ドルまではまだ距離がありますが、4週続落という並びは意識しておきたいところです。
📈 米10年国債利回り 🚀 5.00%──週間高値5.02%で3週連続の100日間高値更新、2007年以来の高水準

米10年国債利回りは5.00%で週間+0.462%(+0.02ポイント)と、数字の上では小幅な上昇でした。ただし週間高値5.02%がそのまま100日間高値で、3週連続で直近100営業日の最高値を更新しています。報道ベースでは9/15に一時5.03%と2007年ごろ以来の水準をつけ、9/17に8営業日ぶりに低下しました。週間安値は4.93%。SMA5(4.98%)・SMA25(4.80%)・SMA50(4.72%)をすべて上回り、レンジ内位置は98.6%から97.4%。月間は+7.415%です。

💡 チェックポイント:先週まで2週続けて「米金利が上がってもドル円が戻らない」と書いてきましたが、今週は米金利が5%前後で高止まりし、ドル円は+2.14%。金利差がふたたびドル円に効き始めたことになります。ただしきっかけは米金利の上昇ではなく、日銀の「次は遠い」という受け止めでした。金利差の分子(米国)はほぼ変わらず、分母(日本)の見通しが下がった——先週と逆の組み合わせです。
😨 VIX指数(恐怖指数) 🔄 14.81へ低下──週間-6.50%は12銘柄で最大の下落、週間高値18.94から週末に急低下

VIX指数は14.81で週間-6.503%(-1.03ポイント)と、12銘柄のなかで最大の下落率になりました。週間始値17.50から週間高値18.94まで上がる場面もありましたが、週末にかけて下げ、終値14.81がそのまま週間安値です。SMA5(16.45)・SMA25(15.65)・SMA50(16.17)をすべて下回り、レンジ内位置は先週の21.4%から10.6%へ半減。100日間安値13.80に近づいています。

💡 チェックポイント:週の前半は米金利5%台・原油106ドル台・FOMC前と不安材料が重なり、VIXは18.94まで上がりました。それがFOMCを通過し、原油が下げ始めたところで一気に落ち着いています。「イベントを通過したこと自体が安心材料になった」という典型的な動きです。先週「市場はまだ原油高をインフレの話として処理している」と書きましたが、今週もその見方は変わっていません。
₿ ビットコイン(BTC/JPY) 🚀 週間+6.97%で1,269万円──12銘柄で最大の上昇、レンジ内69.2%→92.4%

ビットコインは12,693,504円で週間+6.966%(+826,692円)と、12銘柄で最大の上昇率となりました(データ日:9/19)。先週の12銘柄最大の下落(-5.097%)から、1週でほぼ全部を取り返した計算です。週間安値11,623,961円から、終値がそのまま週間高値。データ日の前日比は+6.391%で、9/18の急伸がそのまま反映されています。移動平均線はSMA5(12,063,776円)・SMA25(12,262,454円)・SMA50(11,417,962円)の3本すべての上に戻り、レンジ内位置は先週の69.2%から92.4%へ。100日間高値12,964,102円まではあと2.1%です。

💡 チェックポイント:先週は「金利が上がる=金利のつかない資産に逆風」で12銘柄最大の下落でした。今週は米10年利回りが5%前後のままなのに、12銘柄最大の上昇です。法案の頓挫(9/15)、FRBの利上げ(9/16)という悪材料を消化したあとに、売り方の損切りで一気に上がった——材料よりもポジションの偏りが値動きを決めた週でした。なお9/19のローソク足はデータ取得時点の値で、チャート上では前日との間に空白があります。
⟠ イーサリアム(ETH/JPY) 🚀 週間+5.51%で409,278円──週間高値409,625円が100日間高値を更新、レンジ内99.8%

イーサリアムは409,278円で週間+5.505%(+21,356円)と大きく上昇しました(データ日:9/19)。週間高値409,625円がそのまま100日間高値で、直近100営業日の最高値を更新しています。レンジ内位置は先週の86.3%から99.8%——ほぼレンジの天井です。週間安値は365,721円で、値幅は約4.4万円。SMA5(385,850円)・SMA25(387,187円)・SMA50(353,147円)の3本すべての上を維持し、月間は+10.730%です。

💡 チェックポイント:週間騰落率ではBTC+6.97%・ETH+5.51%で、今週はふたたびBTCのほうが強い並びに戻りました。ただしレンジ内位置ではETH 99.8%・BTC 92.4%で、100日間高値を更新したのはETHだけ。100日チャートでは、ETHは8月半ばの急騰後に37万〜40万円の高値もみ合いを続けてきたので、その上限を抜けられるかどうかが次の焦点です。
🛢️ WTI原油 📉 データ上は週間-4.58%で95.47ドル──週間高値106.75ドルから反落、9/18のデータには注意

WTI原油はCSV上95.47ドル・週間-4.578%(-4.58ドル)で、3週ぶりの下落となりました(データ日:9/18)。週の前半はサウジ東西パイプラインの停止とフーシ派の攻撃で上昇し、週間高値106.75ドルは100日間高値110.93ドルまで4%弱に迫りました。その後、9/16のトランプ大統領の「戦争終結は近い」との示唆、9/17のサウジによるアジア向け追加供給、9/18のフーシ派への停戦提案とパイプライン能力の半分回復見通しと、供給不安を和らげる材料が続いて3日続落しています。SMA5(101.41ドル)を下回り、SMA25(91.10ドル)・SMA50(86.30ドル)の上は維持。レンジ内位置は75.1%から64.8%です。

⚠️ 注意:CSVの9/18の値は始値101.06ドルに対して高値が98.01ドルと、始値が高値を上回る整合しない値になっています。報道ベースでは、WTI10月限の9/18の清算値は100.30ドル(前日比-1.58%)で、CSVの終値とは約5ドルの差があります。限月の切り替わりなどデータ側の要因の可能性が高く、実態は「週の前半に106ドル台まで上げ、後半に100ドル前後まで戻した、週間ではほぼ横ばい」と見るのが妥当です。来週のデータで改定されるかを確認します。
🥇 金(Gold) 🔄 週間+0.16%で4,415.9ドル──FOMC後に4,273ドルまで下げてから切り返し、3週ぶりの上昇

金は4,415.9ドルで週間+0.159%(+7.0ドル)と、3週ぶりに小幅ながら上昇しました(データ日:9/18)。週の中身は上下に振れていて、9/16のFOMC後にドル高と金利上昇で週間安値4,273.3ドルまで下げたあと、9/17には原油安と金利低下で約2.1%上昇し、週間高値4,439.8ドルまで戻しています。移動平均線はSMA5(4,377.56ドル)を取り返し、SMA50(4,325.07ドル)の上も維持。ただしSMA25(4,491.24ドル)はまだ上方です。レンジ内位置は53.3%から55.6%へわずかに上昇、月間は-2.847%とマイナス幅を広げました。

💡 チェックポイント:先週「次の下値の目安はSMA50(4,266.43ドル)」と書きましたが、今週の安値4,273.3ドルはまさにその手前で止まり、そこから切り返しました。SMA50が下値支えとして機能した形です。FOMCで一度下げても戻したのは、「利上げを通過した」ことで悪材料が出尽くしたためと考えられます。次はSMA25(4,491.24ドル)を取り戻せるかです。
🥈 銀(Silver) 📈 週間+3.46%で66.79ドル──貴金属で最大の上昇、3本すべてのSMAの上に戻る

銀は66.79ドルで週間+3.456%(+2.23ドル)と3週ぶりに上昇し、貴金属3品目で最大の上昇率となりました(データ日:9/18)。週間安値63.02ドルから週間高値67.89ドルまで7.7%の値幅です。先週割り込んだSMA5(64.66ドル)・SMA25(66.19ドル)をまとめて取り返し、SMA50(62.94ドル)と合わせて3本すべてのSMAの上に戻りました。レンジ内位置は29.5%から34.7%へ、月間は+1.599%とプラスに戻っています。

⬜ 白金(Platinum) 🔄 週間+0.62%で1,804.6ドル──値幅52.6ドルと落ち着き、SMA25の手前

白金は1,804.6ドルで週間+0.619%(+11.1ドル)と3週ぶりに上昇しました(データ日:9/18)。週間高値1,825.8ドル・週間安値1,773.2ドルで、値幅は52.6ドルと先週(145.8ドル)の3分の1ほどに落ち着いています。SMA5(1,785.66ドル)・SMA50(1,734.86ドル)の上、SMA25(1,811.23ドル)のわずかに下。レンジ内位置は40.6%から41.1%、月間は+0.111%です。なおチャートでは、白金は6月以降データが飛び飛びになっている日が多い点にご注意ください。

💡 チェックポイント:3品目の週間騰落は銀+3.46%・白金+0.62%・金+0.16%で、先週のそろって続落からそろって上昇へ変わりました。ただし3本すべてのSMAの上にいるのは銀だけで、金と白金はSMA25の下です。「FOMCを通過して下げ止まった」段階で、8月のような上昇トレンドに戻ったとはまだ言えません。
🇨🇳 上海総合指数 / 🇮🇳 インド SENSEX 📉 インドは6週続落でレンジ内17.1%、100日間安値まであと1.4%──上海は4週連続で終値データが取得できず

上海総合は4週連続で終値データが取得できませんでした。週間のレンジは始値3,867.02・高値3,898.84・安値3,842.72で、先週のレンジ(3,916.49〜3,958.12)から上下とも一段切り下がっています。チャートでも、8月以降の3,900〜4,000のもみ合いから下に外れつつある形です。9/15発表の中国8月小売売上高は前年比+0.4%(予想+1.0%)と弱い内容でした。インドSENSEX(74,315、データ日:9/17)は週間-0.785%(-588ポイント)と6週続落。週間安値73,981は100日間安値73,319まであと0.9%、終値からでも1.4%です。SMA5(74,468)・SMA25(76,468)・SMA50(77,053)をすべて下回る状態が4週連続で、レンジ内位置は26.2%から17.1%へ低下、月間は-3.782%です。

🔴 ポイント:先週「100日間安値が視野に入った」と書いたインドは、今週さらに近づきました。下落率自体は-0.79%と小さくなりましたが、6週続落・レンジ内17.1%という並びは12銘柄のなかでVIX(10.6%)に次いで低い位置です。原油が週後半に下げても戻らなかったことは、下げの理由が原油だけではなく、米金利5%台による新興国からの資金流出にも広がっていることをうかがわせます。

📋 今週の全体まとめ

チャートをざっくり3グループに分けると——

🟢 上昇したもの:ビットコイン(+6.97%・12,693,504円・12銘柄で最大の上昇・3本すべてのSMAの上へ・レンジ内69.2%→92.4%)、イーサリアム(+5.51%・409,278円・週間高値409,625円が100日間高値を更新・レンジ内99.8%)、銀(+3.46%・66.79ドル・SMA5とSMA25を取り返し3本すべての上へ)、USD/JPY(+2.14%・156.874円・15ペア最大の上昇・週間高値158.051円・約11か月ぶりの上昇幅)、CHF/JPY(+1.48%・週間安値187.824円で75日間安値を更新してから反発・下降パーフェクトオーダーは継続)、AUD/JPY(+1.48%・SMA200を1週で取り返す)、CAD/JPY(+1.32%・反発しても下降パーフェクトオーダー入り)、EUR/JPY(+1.16%・週間安値177.809円で75日間安値を更新してから反発)、GBP/JPY(+1.13%)、USD/CAD(+0.84%・4本すべてのSMAの上へ)、USD/CHF(+0.68%・週間高値0.8263が75日間高値を更新)、白金(+0.62%・1,804.6ドル・値幅は先週の3分の1)、米10年利回り(+0.46%・5.00%・週間高値5.02%で3週連続の100日間高値更新・2007年以来の高水準)、金(+0.16%・4,415.9ドル・SMA50の手前4,273.3ドルで下げ止まり3週ぶりの上昇)、EUR/GBP(+0.02%・15ペア最小の変動)

🔴 下落したもの:VIX(-6.50%・14.81・12銘柄で最大の下落・週間高値18.94から急低下・レンジ内10.6%)、WTI原油(-4.58%・95.47ドル・週間高値106.75ドルから反落・※9/18のデータに不整合あり、報道ベースの10月限清算値は100.30ドル)、日経平均(-1.74%・64,136円・データ日9/17・レンジ内38.8%・9/18は日銀会合後に+882円の65,018円)、NYダウ(-1.69%・51,683ドル・4週続落・2週連続で週初が週間高値・レンジ内49.3%)、NZD/USD(-1.55%・15ペア最大の下落・4週続落)、GBP/USD(-0.98%・英中銀の据え置きで4本すべてのSMAの下へ)、EUR/USD(-0.97%・SMA50・SMA100も割り込み4本すべての下へ)、インドSENSEX(-0.79%・74,315・6週続落・レンジ内17.1%)、AUD/USD(-0.63%・SMA25を割り込む)、EUR/AUD(-0.33%・下降パーフェクトオーダー継続)、EUR/CHF(-0.32%・4週ぶりの反落も週間高値0.9479が3週連続で75日間高値を更新・5週連続で唯一の真のPO)

🟡 方向感を探っている:上海総合(4週連続で終値データが取得できず・週間レンジは3,842.72〜3,898.84と先週より一段切り下がり)

ひと言でまとめると、「日米がそろって利上げ、それでも円は全敗。答えは『織り込み済みの利上げは円買いにならない』だった」という週でした。先週このレポートは、FOMC(9/15〜16)と日銀会合(9/17〜18)が2日違いで連続する週について「織り込み済みの材料が実現したとき、相場はどちらへ動くか」と書きました。FOMCは2023年以来の利上げで3.75〜4.00%、ウォーシュ議長はインフレへの警戒を強調し、ドットチャートは年内もう1回の利上げを示しました。日銀も政策金利を1.25%へ、1995年以来31年ぶりの水準に引き上げましたが、反対2票と「特定の間隔は念頭にない」が「次の利上げは遠い」と受け止められ、ドル円は一時158.051円。週間+2.136%は約11か月ぶりの上昇幅で、円は3週ぶりに6つの円ペアすべてで全敗、15ペアの上昇率上位6つを円ペアが独占しました。ただしドル円は4本すべてのSMAの下、CHF/JPYとCAD/JPYは下降パーフェクトオーダーで、移動平均線の並びはまだ下向きです。ドルは円以外にも強く、EUR/USD・GBP/USDがそろって4本すべてのSMAの下へ、USD/CADは4本すべての上へ、USD/CHFは75日間高値を更新。英中銀は6対3の僅差で据え置き、ポンドが売られました。米10年利回りは週間高値5.02%で3週連続の100日間高値更新、2007年以来の高水準。原油はサウジ東西パイプラインの停止とフーシ派の攻撃で週間高値106.75ドルまで上げたあと、代替輸出・停戦提案・パイプライン復旧見通しで3日続落しました。株式はNYダウが4週続落、日経はデータ日9/17時点で-1.74%でしたが9/18は日銀会合後に+882円。インドSENSEXは6週続落で100日間安値まであと1.4%。一方でリスク資産の一部は強く、ビットコインは+6.97%で12銘柄最大の上昇、イーサリアムは100日間高値を更新し、VIXは-6.50%の14.81まで下がりました。来週の日本は9/21〜23が祝日のシルバーウィークです。東京市場が閉まっているあいだにドル円が200日線(158.396円)を超えて160円方向へ向かうのか、それとも当局のけん制で止まるのか。9/22のトランプ大統領と湾岸諸国首脳の会談、9/24のSNBと合わせて、連休中の動きに注意したい1週間です。

※ 本記事は個人による相場チャートの分析まとめです。投資の推奨・助言を目的とするものではありません。投資に関する最終判断はご自身でお願いします。相場は予告なく大きく変動することがあります。余裕資金での投資を心がけましょう。